夜兎の女がコナンの世界へ！なんてふざけてんのかぁぁぁあ！！！

3話，満たされぬ胃袋 ページ4

コナンside








カランカラン

コ「安室さーん」

安「あ、いらっしゃいコナン君。…そちらは？」

貴『なんだ？人に名を聞くときには自分から名乗るのが礼儀だろう？』

安「…ああ。すみません。僕は安室透です。お聞きしても？」

え、答えるのか？

貴『一般常識の話だ。客が店員に名を教える筋合いはない。秘密だ。』

安「へ？」

貴『そうだ、コナン君。私は腹が減ってるんだ。』

あ、俺か？
急にきてビックリした。

やはり名前は明かさなかったか。
安室さんもなんとも言えない表情をしている。

コ「うん！好きなだけ食べて良いよ！」

貴『感謝する。ではこのオススメとあるハムサンド。30個頼もう。他人の財布だからな、少し遠慮させてもらう。』

30！？
それで遠慮！？

食べる方だとは思ったがそんなにも食べるのか。
というか金大丈夫か？

俺が財布を確認している間に彼女はもう食べ終わっていた。

貴『すっごく美味しかったよ！これいーな！皆んなにたべさせてやりてーよ！私の友達なんかビンボーで三食ふりかけご飯生活！三食卵かけご飯が食べたくて職探ししてたらヤクザに三食鮭茶漬けを勧められて飛びついたんだからな！』

安「それって、そのお友達はヤクザということ？」

貴『今は違うよ？万事屋で働いてるよ。ニート社長と眼鏡と一緒にな。ヤクザはぶっ潰して逃げてきたってよ。今は給料くれない職場を愚痴ってるな。』

安「給料くれない職場？」

貴『そうよ。1度も貰ったことないって。まぁあの子の食費で給料全部飛んでるだけなんだけどな。おい金髪、怖い顔してどうした？』

安「いえ。すごくブラックなんですね。その会社、どこにあるか分かります？」

貴『んー？スナックの上にあるよ。』

安「そーじゃなくてですね…。…貴方は？見た限り成人してますけど、働いているんですか？」

貴『私か？私はテロリ…おっつ！楽しい楽しいところだよ！ーあっ！ト、トイレぇ！トイレ借りて良いっすか！？』

安「！ええ、こちらです！」

…今、テロリストって言おうとしてたよな。

怪しさしか感じねぇ。

慌てて行ったせいで傘を置きっぱなしにしている。

近寄って見てみると…

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