お仕事 ページ9
貴方side
『いらっしゃいませー』
ここは私が働いているカフェ屋さん
たまに有名人なども来る知る人ぞ知るっていう感じのお洒落なカフェで、玲於くんともここで出会った
店長は優しくていい人だし、コーヒーもケーキも美味しいし、来るお客さんもいい人ばっかり
特にお客さんとお話するのが楽しくて、もうずっとここで働かせてもらっている
「Aちゃん、また来ました!」
『あ、一昨日も来てくれましたよね?ありがとうございます!』
玲於くんが交際していることを公表してから、どこからか相手は私だってことがいつの間にか知れ渡ってて、最近私達を応援してくれてるって方たちがたくさん来るようになった
ありがたいことに私のファン(?)って言ってくれる方もいるけど、玲於くんがいなかったらそんなのならなかったわけで
玲於くんって本当にすごい人なんだなって
実感させられた
今日はいつもの平日よりもお客さんはパラパラで、だけど、この静かな和む感じが私は大好き
『ご注文はお決まりですか?』
「あ、じゃあ……」
.
店長「宮内さんお疲れ様。もうあがっていいよ」
『あ、じゃあこれ洗い終わったら失礼します』
店長「うん、ありがとう」
今日もたくさんのお客さんと話して、楽しい一日だったなあ
なんて、今日の出来事を思い出しながら食器を洗う
カランカラン
すると、お店側からドアが開いた音がした
あれ、CLOSEって出してたはずなんだけどなあ…
不思議に思いつつ、食器を洗っていた手を止めてカウンターに出た
『すみません、もうお店は閉まってて…
……あ!』
玲於「…よお」
隼「お疲れ様!」
そこには、仕事終わりの玲於くんと隼くんの姿があった
『お疲れ様!今終わったの?』
玲於「うん、さっきまでここの近くで取材だったからそのまま来た」
だからか、2人ともいつもより念入りに髪がセットされてて、心無しか少しメイクしているように見える
『ふふ、ありがとう。2人とも座って!コーヒー入れるよ』
隼「よっしゃー、Aちゃんの入れるコーヒー好きなんだよね」
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愛桜(プロフ) - 続きが気になりました。更新楽しみにしてます。 (2021年1月9日 7時) (レス) id: 50d985a3f8 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 面白いです!応援してます! (2020年3月22日 12時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
望月 - 小説読ませていただきました!凄く甘々で、でも玲於君なデレ方で凄く好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年3月17日 22時) (レス) id: 04920b49ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まるちゃ。 x他1人 | 作成日時:2019年10月1日 23時