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玲於side
玲於「もう、A着いたよ。降りて」
『んんー……ふふ』
あの後、フラフラ足元がおぼつかないAを支えながらタクシーに乗って、無事にマンションの前まで帰りついた
運転手にお代渡してAをタクシーから引っ張り出す
玲於「家ついたから、あともうちょっと歩ける？」
『やだあ…玲於くんおんぶーー』
玲於「…え、やだよ」
『はやくーー』
腕にぎゅって抱きついてきて、普段のAからじゃ
想像できない甘えっぷり
こうやって冷たく言っちゃうけど、内心素直に甘えてこられんのはめちゃくちゃ嬉しい俺
子供みたいでAの可愛さ倍増だし、
たまには酔ってんのもいいよな
玲於「ったく……ほら、」
『わーい！っふふ』
目の前にしゃがんでやると、すぐにぴょんって俺の背中に飛び乗ったA
立ち上がると、乗られてる感覚はあるものの、軽すぎてふわふわしてるものが乗ってる感覚
足を持っても、ちょっとムチムチしてるけどそれでもやっぱり細い
玲於「A、軽すぎ。ちゃんと食べてんの？」
『食べてるーけどー、……玲於くんにね、見合う女にならなきゃなって思ってね、ダイエットしてたのー』
玲於「はあ？」
何言ってんのこいつ、俺に見合う女って……
…そんな事しなくても十分だし、
『んふふー、気づいてくれたー？』
そう言いながら俺の首に顔をグリグリとするA
玲於「お前それやめろよ、笑……あと、んな事しなくていいから」
『えー？……』
エレベーターに乗って10のボタンを押す
玲於「そのままでも十分ってこと。十分可愛いし、細いし、俺に見合うようにとかこっちのセリフだし……
あと、Aが細くてもそうじゃないとしても、Aのこと好きだから…」
って、俺なにベラベラ喋ってんだ
俺もちょっと酔ってんのか？
玲於「……A？」
『………』
あまりにも反応がないA
『すーー……っん、』
すると、聞こえてきたのはAの寝息
なんだ…寝てたのか……
聞かれてなくて良かったという気持ちと、少し聞いてほしかったなという気持ちが同時に現れる
玲於「ま、いっか……」
…A、俺もお前を十分守ってられるような男に絶対なるから
その時は……
……待ってろよ。
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愛桜(プロフ) - 続きが気になりました。更新楽しみにしてます。 (2021年1月9日 7時) (
レス) id: 50d985a3f8 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 面白いです！応援してます！ (2020年3月22日 12時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
望月 - 小説読ませていただきました！凄く甘々で、でも玲於君なデレ方で凄く好きです！続き楽しみに待ってます！ (2020年3月17日 22時) (レス) id: 04920b49ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるちゃ。 x他1人 | 作成日時：2019年10月1日 23時
