THREE.SNOW (ページ7)

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5.見学！ページ7

スッスッスッスッ(歩く音)
〜学校〜
A「じゃあ、また休み時間とかにね！」
士郎／アツヤ「うん！」
〜教室〜
A「早く席に座ろう。」
スチャッ(椅子に座る音？)
〜5分後〜
ガラガラガラッ(ドアが開く音)
先生「えー、皆さんおはようございます。」
先生「まず、それぞれ自己紹介をしてもらいます。」
先生「先生の名前は『人期永路(ときながみち)』です。えー、よろしくお願いします。」
先生「では、席の前の方からお願いします。」
〜数分後〜
A(………次…私だ……)
A「わ、わたしの名前は吹雪 Aです。趣味は本を読む事です。よ、よろしくお願いします。」
A(だ、大丈夫だよね？！変な事言ってないよね？！
〜数分後〜
先生「突然ですが今日の5時間目に部活の見学をしてもらいます。明日までにどの部活に入るか決めておいてください。」
クラスの人達「はい。」
〜休み時間〜
女子「キャー(⁠●⁠♡⁠∀⁠♡⁠)」
突然廊下から聞こえる黄色い声
A(………まさか……！)
士郎「あ、いた！遊ぼうA！」
アツヤ「ぼけっとしてないで外へ行くぞ！」
A(やっぱり兄さん達だ……)
A「いや、私は本読むから大丈夫。」
A(本当は遊びたいけど他の女子達の目線が……)
士郎「……分かった、Aはゆっくりしてて。」
アツヤ「いいのか？兄貴？」
士郎「うん、じゃあまたねA。」
そうして去っていった。
〜5時間目〜
先生「では、それぞれ見学してください。邪魔になることはしないように。」
〜グラウンド〜
士郎「……アイスグランド！アツヤ！」
アツヤ「……エターナルブリザード！」
A(やっぱり兄さん達はすごいなぁ……)
しばらくして5時間目が終わった。
〜教室〜
先生「それぞれ見学は終わりましたか？明日の朝、入る部活を聞きます。家でもじっくりと考えてください。」
〜下校〜
……案の定兄さん達が来た。
アツヤ「A！帰ろうぜ！」
アツヤ兄さんの後ろに士郎兄さんも居る。
A「うん、帰ろうか」
〜帰り道〜
士郎「そういえば、Aは部活何にするの？」
A「！？」
アツヤ「俺もAが入る部活、気になる。」
A「あ、明日分かるから今日じゃなくてもいいでしょっ！」
士郎／アツヤ「えぇ……そんなぁ………」

次のお話へ……