THREE.SNOW (ページ17)

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14.騒がしい帰り道ページ17

アツヤ「はぁ？俺の方が仲が良いし！！！！？」
魅花「はぁ？先輩こそ何言ってるんですか！！！！？ぜっっっっっったいに私の方が仲が良いです！」
アツヤ「お前は会ったばっかりだろうが！！！」
魅花「そんなの関係ないですぅぅぅぅ！！」
士郎「あはは………」
只今、帰る途中でアツヤ兄さんと魅花が喧嘩(？)中。
そして、その喧嘩(？)に士郎兄さんは苦笑い。
こうなったきっかけは魅花が言った言葉。

〜数分前〜
魅花「そういえば、先輩達ってAとどれくらい仲が良いんですか？ま、私には及ばないと思いますけど。」
A(魅花！？余計な事言っちゃってるよ！？)
アツヤ「は？どういう意味だよ。」
魅花「そのままの意味ですけど？」
アツヤ「じゃあ、俺とAの方が仲が良いけど？後、お前には及ばねぇけど？」
魅花「は？そんなわけ無いですよ？」
アツヤ「あるから言ってるんだけど？」

そして、現在
魅花「言っておきますけど、私とAは『親友』ですから！先輩とAは、ただの『兄と妹』ですから！！！」
アツヤ「なっ……そ、そんなの関係ねえだろ！！！？」
士郎「ねぇ、その『ただの兄と妹』っていう言葉、僕にも響くんだけど？」
A「…………そ、そろそろ…………やめよう？」
魅花／アツヤ「っ………」
魅花「あ！Aに決めてもらえば良いじゃん！」
A「え？」
アツヤ「良い考えだな！そうしようぜ！」
A「え？」
魅花「じゃあ……」
魅花／アツヤ「どっちと仲が良いと思う？」
A「それは………」
魅花／アツヤ「( ¤̴̶̷̤̀ω¤̴̶̷̤́)✧ｷﾗｷﾗ」
A「えと……その……」
魅花／アツヤ「( ¤̴̶̷̤̀ω¤̴̶̷̤́)✧ｷﾗｷﾗ」
A「…………やっぱりこの話は後で！」
A「早く帰ろう？」
魅花／アツヤ「えぇ………」
A「………帰ろう？💢(?*^^*)」
魅花／アツヤ「ひぇっ…………分かりました………」
A「じゃ、改めて帰ろう！」
魅花／アツヤ「…………はい…………」
士郎「(・.・)………」
A「あ………ずっと置いてけぼりだったから………士郎兄さーん。」
士郎「……… (。ﾟωﾟ) ﾊｯ!」
A「あ、戻った。」
士郎「え？あれ？喧嘩は収まったの？」
A「うん、やっと帰るところ。」
士郎「そ、そっか……」
そして気まずい空気が流れる中帰った。

次のお話へ……