THREE.SNOW (ページ14)

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11.とある授業中ページ14

先生「………であるからにして………」
先生「つまり、これは………」
A(眠い……眠すぎる………昨日、夜ふかしをしたせいだ………)
先生「では、この問題………Aさん、答えてください。」
A「……………」
先生「Aさん！」
A「へぁ！？」
急に大声で呼ばれて変な声が出てしまった。
先生「……ここの問題の答えは？」
A「えぇっと………」
私は先生が指した問題を見る

問題 540を素因数分解しなさい

〜脳内計算〜
540＝270×2＝30×9×2＝10×3×3×3×2＝5×2×3×3×3×2＝5×
2²×3³

↑この間、およそ3秒(作者:早すぎじゃね？)
A「5×2²×3³です。」
先生「………正解です。」
私は人より計算が早い。なので、眠かろうが何だろうがすぐに答えられる。
A(答えるの面倒くさい………)
〜数分後〜
先生「が………で……………は………」
A「……………」
徐々に視界が狭まる。
先生「………………」
A「………(_*˘꒳˘*)_ｽﾔｧ」
〜さらに数分後〜
キーンコーンカーンコーン
A「……！!」
私はチャイムの音で起きた。
先生「………では、これで授業を終わりにします。」
先生「起立。」
ガタッ(椅子から立ち上がる音)
先生「礼。」
そして、先生は教室を出ていった。
A((｡´-д-)ﾊｧ……危なかった……後少しで怒られるところだった…………チャイム、鳴ってくれてありがとう……)
私は初めて(多分)チャイムに感謝した。

次のお話へ……