花柱は1人の少年に振り回されている【鬼滅の刃】

煉獄杏寿郎 ページ48

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俺が君と出会ったのは下弦の弐との戦いで負傷した傷を蝶屋敷で見てもらっていた頃だった



煉獄「ふむ！迷った！！」



この屋敷の主である胡蝶しのぶを探していていたが俺が迷ってしまった



煉獄「(俺はいつの間に外に出てしまっていたのだ？)」



何故か中庭に出てしまって、人がいないか辺りを見回していたところ



煉獄「！」



A「……」



蝶を指に乗せて戯れている君を見つけた



煉獄「……」



可愛らしいと素直にそう思った



煉獄「失礼！！そこの隊士！！」



A「……」



煉獄「胡蝶しのぶというこの屋敷の主を探しているのだが何処にいるか知っているなら教えてほしい！！」



A「………」



彼女は指から蝶を離すと「……こっち」と言いながら歩き出した
どうやら案内をしてくれるようだ



そこから少し深い話的なものをした
その話がきっかけでまさか再開があんな形だとは思わなかったが



お館様「杏寿郎、君は本当に凄い子だ。これからは柱として鬼殺隊を支えてくれるかい？」



煉獄「はい！」



それはお館様に柱として認められたとき＿＿



お館様「そしてもう一人、柱になった子を紹介するよ。皆もよく知ってるあの子だよ」



しのぶ「まさか……！」



宇随「おっ、やっとか？」



不死川「……ふんっ、待たせやがって」



悲鳴嶼「南無……」



冨岡「………」



煉獄「？」



お館様「入っておいで」



お館様の声と同時に俺の隣に急に気配を感じた



A「……お久しぶりです、柱の皆様方

恐れながら元花柱、胡蝶カナエ様の跡を継がせて貰うことになりました

＿＿花園Aです」



煉獄「君は……」



A「……」



彼女は俺がそう呟くとこちらを向きニコッと笑った
そうか、君が"花園A"だったのか

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