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それから暫く千寿郎と雑談を楽しんでいると炭治郎と煉獄が帰って来た
残念ながら収穫はなかったようだが二人の顔は落ち込んでいるどころか上機嫌で帰って来た
煉獄とはここで別れる
煉獄「ではまたな!竈門少年!A!」
千寿郎「また来てくださいね!炭治郎さん!A様!」
A「……うん」
炭治郎「また来るね! 千寿郎くん!」
煉獄「そうだ!竈門少年!これを受け取ってほしい!」
煉獄は懐から自身の日輪刀の鍔を炭治郎に渡す
炭治郎「お、俺にですか!?いただけません!こんな大切な物……」
煉獄「君だから渡すんだ。君に託したいと思った俺の気持ちを受け取ってくれ」
炭治郎「あ、ありがとうございます……!」
煉獄「……頑張るんだぞ、竈門少年」
炭治郎「はい!!!」
そしてAと炭治郎は二人に手を振りながら煉獄家を去った
___煉獄「良い知らせを期待して待っているぞ」
___
__
_
炭治郎「Aさん」
A「……?」
突然炭治郎が止まり、真剣な眼差しでAを見る
Aはここで炭治郎が話そうとしている内容が大体予想がついていた
大方、煉獄の継子になった報告だろうと思った
何せ煉獄家に行く前にそう宣言されたのだから
竈門炭治郎を自分の継子にすると__
だがAはここは敢えて知らない振りをすることにした
A「……どうしたの?」
炭治郎「Aさんに言わなければならないことが出来ました」
A「……何?(これで、これでやっと君から解放される! もう君のせいで戸惑うことも振り回されることもない!)」
炭治郎「ずっと考えてました。俺はどうしたいか、どうするのが良いのか
……どれだけ考えても自分の心がずっと分からなかった
でも煉獄さんと話して決心が付きました
今思えば最初から答えは出ていたんだと思うんです」
A「……うん」
心中で早く、早く……!といつになくAは心を躍らせていた
炭治郎「Aさん、俺は……」
A「……」
__炭治郎「俺は貴女の継子になりたいです」
A「………………は?」
___物語は新たなるステージへ
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みゆき(プロフ) - ぱららさん» すみません!!私が間違えてました!!"珠世"で合ってます!!直しておきます!!ご報告ありがとうございます!! (2021年4月7日 13時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
ぱらら(プロフ) - みゆきさん» すいません!4の珠代なではなく珠世だと思います(本当かは少しモヤッとしているので直さなくていいです) (2021年4月7日 13時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 百鬼花さん» はわわわ。゚゚(*´□`*。)°゚。とても嬉しいお言葉ありがとうございます!!誤字脱字が目立つと思いますがこれからも精一杯頑張らさせて頂きます!!! (2020年12月3日 18時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
百鬼花(プロフ) - 物語はもちろん、書き方も上手で尊敬します!頑張ってください! (2020年12月1日 23時) (レス) id: 6510213474 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 聖奈さん» ありがとうございます!! (2020年9月26日 18時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2020年1月7日 21時