３８ ページ45
.
A「(日の呼吸……？)」
チラッとAは炭治郎を見るが炭治郎は「何のことですか？」と炭治郎自身も分かっていなかった
槇寿郎「お前、俺たちのことを馬鹿にしているだろう！！」
炭治郎「どうしてそうなるんだ！！何を言ってるのかわからない！！言いがかりだ！！」
槇寿郎「お前が"日の呼吸"の使い手だからだ、その耳飾りを俺は知ってる、"書いてあった"！！」
炭治郎「！？("日の呼吸"ってもしかしてヒノカミ神楽のことなのか？)」
槇寿郎は言う
"日の呼吸"それは＿＿"始まりの呼吸"だと
全ての呼吸は"日の呼吸"の派生で後追いに過ぎないと
火も水も風も全てが"日の呼吸"の猿真似をし劣化した呼吸だと
炭治郎は槇寿郎の言葉にとても困惑していた
A「(そう、それなら君も……私と違って"選ばれし者"なのね)」
Aがそんなことを思っていると槇寿郎が炭治郎を押し倒した
煉獄「父上！？」
千寿郎「やめてください父上！！」
槇寿郎「うるさい黙れ！！」
二人は止めに入るが槇寿郎は千寿郎を吹き飛ばそうと手を上げた
だが、その手が千寿郎に当たる前にパシッと誰かに手を捕まえられた
煉獄「A！？」
A「………」
それは今まで黙って見ていたAだった
A「……この子を殴るのは構いませんが煉獄さんの悪口と弟くんを殴るのは許さない」
槇寿郎「その速さに力……柱か！？」
A「……取り消してください、あの言葉
貴方の言う通り、才能のあるものは極一部です
でも煉獄さんに才能がないなんて少なくとも貴方が言えたことではない
私と違って煉獄さんは才能に溢れている人です
仲間を侮辱することは例え煉獄さんの肉親だろうが許さない」
その怒気を含んだ声音に瞳に煉獄も炭治郎も驚く
普段のAなら決して自分の感情を悟らせるようなことはしない
なのに今のAはニコニコと笑顔を貼り付けてはいるが怒っているのが二人にはすぐにわかった
煉獄「……A」
炭治郎「……」
槇寿郎「お前に俺の気持ちが分かるか！！付け上がるなよ！！小娘が！！」
槇寿郎は今度はAに向かって殴ろうとした
避けられる筈なのにAはそこから動かなかった
＿＿自分は間違ったことは言っていない
その想いがあるからこそAは避けない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 594人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - ぱららさん» すみません！！私が間違えてました！！"珠世"で合ってます！！直しておきます！！ご報告ありがとうございます！！ (2021年4月7日 13時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
ぱらら(プロフ) - みゆきさん» すいません！4の珠代なではなく珠世だと思います（本当かは少しモヤッとしているので直さなくていいです） (2021年4月7日 13時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 百鬼花さん» はわわわ｡ﾟﾟ(*´□`*｡)°ﾟ｡とても嬉しいお言葉ありがとうございます！！誤字脱字が目立つと思いますがこれからも精一杯頑張らさせて頂きます！！！ (2020年12月3日 18時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
百鬼花(プロフ) - 物語はもちろん、書き方も上手で尊敬します！頑張ってください！ (2020年12月1日 23時) (レス) id: 6510213474 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 聖奈さん» ありがとうございます！！ (2020年9月26日 18時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆき | 作成日時：2020年1月7日 21時
