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それから炭治郎はずっと悩んでいた
それでも彼はAと一緒に機能回復訓練に励む
A「……ねぇ、何か悩んでいることでもあるの?」
炭治郎「え?」
突然Aにそう言われて炭治郎は目を見開く
A「……心ここにあらずだったよ」
炭治郎「えええ!!あ、あのすみません!!」
自分ではしっかり集中して訓練を受けていたつもりだがAにはそうは見えなかったみたいだ
炭治郎「えっと……あ、あの……」
A「……」
なかなか話し出さない炭治郎にAは「話せ」と圧をかけるように炭治郎をずっと見つめる
炭治郎「な……なんでもないです!!」
A「……(え"っ)」
皆さんならもう知ってて当然だろうが
一応説明しよう
彼、竈門炭治郎は嘘が付けない少年である
そして嘘を付くときはとてつもなく変な顔をするのだ
いや、もうあんな顔をみたら誰でも嘘付いてるってわかる……
A「……」
炭治郎「……」
Aは冷たい目と引いた顔をしながら炭治郎を見る
炭治郎はというと汗をダラダラ流しながら必死に嘘がばれないようにしている
A「……わかった、君がそういうならもう聞かない(まぁ、大体の予想はつくし)」
炭治郎「……ハァ」
炭治郎はAが去ったのを見て安堵しながら座り込んだ
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そして夜、炭治郎はまた瞑想をするために屋根の上いた
炭治郎が集中しているとそこにまた来客が来た
しのぶ「もしもし、もしもし」
炭治郎「ハイッ!?」
しのぶ「頑張ってますね。お友達二人は居ないのに……一人で寂しくないですか?」
炭治郎「いえ!Aさんが毎日教えてくだりますし出来るようになったら教えてあげられるので!」
しのぶ「……君の心は綺麗ですね」
炭治郎は少し照れてそれを隠すように前を向いた
しのぶ「……君には私の夢を……カナエ姉さんの夢を託そうと思ってここに来ました」
炭治郎「夢?」
しのぶ「そう、鬼と仲良くする夢です。きっと君ならA姉さんと一緒にできると思ったから」
炭治郎「…………怒ってますか?」
微笑んでいたしのぶの顔から笑みが消えた
炭治郎「なんだかいつも怒ってる匂いがしていて、ずっと笑顔だけど……」
しのぶ「そう……そうですね、私はいつも怒っているのかもしれない」
しのぶは俯きながら語り出す
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みゆき(プロフ) - ぱららさん» すみません!!私が間違えてました!!"珠世"で合ってます!!直しておきます!!ご報告ありがとうございます!! (2021年4月7日 13時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
ぱらら(プロフ) - みゆきさん» すいません!4の珠代なではなく珠世だと思います(本当かは少しモヤッとしているので直さなくていいです) (2021年4月7日 13時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 百鬼花さん» はわわわ。゚゚(*´□`*。)°゚。とても嬉しいお言葉ありがとうございます!!誤字脱字が目立つと思いますがこれからも精一杯頑張らさせて頂きます!!! (2020年12月3日 18時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
百鬼花(プロフ) - 物語はもちろん、書き方も上手で尊敬します!頑張ってください! (2020年12月1日 23時) (レス) id: 6510213474 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 聖奈さん» ありがとうございます!! (2020年9月26日 18時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2020年1月7日 21時