未来がみえる少女 弐 【鬼滅の刃】

第漆拾参話 ページ30

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四人は蝶屋敷でそれぞれが回復するための休息に入った
善逸がまた薬を飲むのに駄々をこねていると



「元気そうだな！」



A「村田さん！！」



村田「よっ」



炭治郎「大丈夫だったんですか？」



村田「体が溶ける寸前までいったけどなんとかな。そっちは大分怪我が重いんだって？」



炭治郎「少し時間がかかるみたいです」



村田「猪のお前は喉か」



村田は伊之助を見る
いつもなら突っかかってくるのに静かに寝ている伊之助に村田は疑問を覚えた



村田「どうしたんだこいつ？」



A「ちょっと今落ち込んでてそっとしておいてあげてください」



村田「だってこいつが元気ないなんて……」



善逸「炭治郎、Aちゃん、誰その人？」



A「那田蜘蛛山で一緒に戦った村田さんだよ」



村田「村田だ、よろしくな！って、君その腕……」



善逸「蜘蛛になりかけて今も腕と足が短いままで」



善逸が説明をするとアオイが薬を飲ませようとするが善逸はアオイから逃げるように炭治郎のベットに行き後ろに隠れた



村田「楽しそうでいいな……」



炭治郎「村田さん？」



村田は那田蜘蛛山での仔細報告のため柱合会議に召喚されたらしい



村田「地獄だった……怖すぎだよ柱……

なんか最近の隊士はめちゃくちゃ質が落ちてるってピリピリしてて皆

那田蜘山行った時も命令に従わない奴とかいたからさ……

その"育手"が誰かって言及されててさ……」



村田が愚痴を言っているとしのぶが部屋に入ってきた



しのぶ「こんにちは」



村田「あっどうもさよなら！！」



村田はそう言ってそそくさと帰って行った



しのぶ「どうですか体の方は」



炭治郎「かなり良くなってきてます、ありがとうございます」



A「ありがとうございます」



しのぶ「ではそろそろ機能回復訓練に入りましょうか」



「「……機能回復訓練？」」


何か始まるようだぞ

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