第百七十九話＿悪魔も、人形も、同じ ページ7
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A「私も、お母さんと一緒で
真っ暗な世界から救い出してくれた人達と出会った
お母さんがお父さんと一緒に『光』で生きたいと思ったように
私も、大切な友人の言葉を信じて『光』で生きたいと思った」
悪魔も、人形も、同じように『光』に導いてくれた人が居た
A「お父さんが悪魔であるお母さんを変えたように、織田作達は意思を持たない人形に感情を与えてくれた」
悪魔は人間に生まれ変わり、一人の母親になった
その娘も、人形から人間に生まれ変わり、
A「私達はもう『悪魔』でも『人形』でもない、只の人間だ」
それでも、犯してきた罪は、過去は、消えるわけじゃない
だから、織田作が云ったように弱者を救い、孤児を守れる、佳い人間になるんだ
その方が幾分か素敵なんだから
A「お母さんの娘は光の世界で生きれるんだってことを証明する。人形だった頃に犯した罪を背負いながら、私は探偵社員として、人の命を救う」
あの魔人に
これからも出会うであろう人に
否定された分、私は何度でも
光で生きれる事を実証する
A「だから、私が沢山の人を殺めた過去も、この才能も、お母さんのせいになんてしない。恨むことも、憎むことも、嫌いになることもない」
ユキ『ッ……』
A「お母さん、これからも私のことずっと見守っててね」
ユキ『Aッ……』
ユキの手がそっと撫でるようにAの頬に触れる。が、手の感触も、温もりも、Aには感じられない
それは勿論、ユキも同じだった
透けている手はAの頬を本当の意味で触れることも、撫でることも出来ないのだから
ユキ『あぁッ……やっとッ、貴女に触れることが出来た』
それでも、確かに、自分は今初めて娘に触れる事が出来たことに歓喜の涙が流れる
ユキ『仲間や友人と一緒に光で生きて、幸せになって』
足元からだんだんユキの姿が雪が溶けていくように消えていく
A「約束するよ、お母さん。私はもう二度と『光』を諦めたりなんかしない」
母の姿は無くなった
一瞬、幻覚だったのか？と思ったが
触れてくれた頬の感触、温もりは、本物だ
ガチャ……
太宰と同等である魔人が相手だろうが
私はもう絶対にお前に負けない
さぁ、狡猾の鼠を捕えるために
猫は一度堕ちたフリをしよう
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みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» こちらこそ浮気中や気分の左右によって１ヶ月、２ヶ月余裕で放置するので、コメント凄くありがたいです！！文ストの方に目を向けるきっかけになるので！！ (3月10日 20時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - みゆきさん» うわぁ…！！！良かったぁ…、この作品生きがいなので更新ほんとに嬉しいです…！逆にすみません、、 (3月10日 9時) (レス) id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» すみません！！絶賛他のアニメに浮気中です！！（正直に言えばいいと思ってるなよ）取り敢えず、本編は2話更新しましたが、DEAD APPLEはもう少々お待ち下さい😭💦💦 (3月9日 15時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - えっ終わっちゃうんですか…！？ (3月8日 0時) (レス) id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - デップル希望します！ (2月4日 20時) (レス) @page10 id: 31d091d700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2023年12月31日 10時
