第百八十二話＿完璧な殺人と殺人者 ページ11
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魔人との激しい戦いが終わった数日後
「クマちゃん！風船ちょうだい！」
「クマちゃん！クマちゃん！」
商店街にて
風船を持ったクマの着ぐるみが子供たちに囲まれている
そんな和やかな光景をAは少し離れた場所から見守っていた
何故、彼女がこんな事をしているのかというと
それはあの着ぐるみの中身が関係している
乱歩「もう、もうこんな仕事やだー！」
「あ！風船が！」
「クマちゃん！風船飛んでいっちゃったよ！」
そう、あのクマの着ぐるみの中身は乱歩だ
世界一の頭脳を誇る名探偵である乱歩がこの仕事をしているのかというと
共喰いの際に社長である福沢の命令に背いたことへの
内容は先刻通り、得意先の商店街で売り子のお手伝いをすることだった
Aは乱歩の付き添い兼見張り役を社長から仰せつかったのだ
A「(うん、そろそろ、音を上げる頃だと思った)」
用意していた乱歩と同じ熊の着ぐるみを着用する
乱歩「もう僕帰る〜〜！」
「あ！クマちゃんが逃げた！！」
「捕まえろー！！」
着ぐるみを姿だというの乱歩は全速力でAの元まで駆け寄ると、彼女に向かって云う
乱歩「じゃあ！A！よろしくね！」
A「うん」
乱歩の姿と被るように、追い掛けてきた子供達の前に出ると容赦ない子供達がタックルをかましてきた
「いえーい！逃げ出したクマを捕まえたぞー！」
「逃げちゃダメだよ！クマちゃん！」
両手を子供達によって引っ張られ、Aは乱歩の代わりに元の場所へ戻されるのだった
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あれから、数分後頃合いを見て、Aもあの商店街から抜け出し、乱歩と合流するためにマリンタワー展望台の付近に行く
A「思ったより、着ぐるみの中……暑かった」
慣れない子供の相手に暑さと息苦しさでAは少し疲れていた
乱歩の姿がないか見渡しながら、ゆっくり歩いていると、一人の男とすれ違った
A「…………」
展望台の付近であっても人は多い
振り返り、男の姿をもう一度確認したがったが、既に彼の姿は見えなかった
A「………」
探偵の感、というヤツなのか
何故か、乱歩よりあの男性を捜した方がいいと思ってしまった
一歩、足を踏み出した其の時
遠くから声が聞こえてきた
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みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» こちらこそ浮気中や気分の左右によって１ヶ月、２ヶ月余裕で放置するので、コメント凄くありがたいです！！文ストの方に目を向けるきっかけになるので！！ (3月10日 20時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - みゆきさん» うわぁ…！！！良かったぁ…、この作品生きがいなので更新ほんとに嬉しいです…！逆にすみません、、 (3月10日 9時) (レス) id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» すみません！！絶賛他のアニメに浮気中です！！（正直に言えばいいと思ってるなよ）取り敢えず、本編は2話更新しましたが、DEAD APPLEはもう少々お待ち下さい😭💦💦 (3月9日 15時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - えっ終わっちゃうんですか…！？ (3月8日 0時) (レス) id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - デップル希望します！ (2月4日 20時) (レス) @page10 id: 31d091d700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2023年12月31日 10時
