・ ページ13
.
永倉「この量だと長くは持たないだろうな」
夕刻に新八、原田、平助は誰かの血痕を見つける
大量に出血をしており、地面一面に広がっていた
この血は一体誰の者なのか……
新撰組隊士である酒井やAと違って千鶴は剣術の心得があっても浪士相手に戦えるわけではない。なら、もしかして………
藤堂「千鶴……」
思わず平助は口に出してしまった
それを聞いた原田は思いっきり平助の頭を殴る
藤堂「何すんだよ！！」
原田「滅多なこと言ってんじゃねぇ！千鶴って決まった訳じゃねぇだろ！」
永倉「とにかく早く探すぞ」
藤堂「おぉ！」
原田「平助は鴨川側、新八は西側を。俺は北を探す」
＿＿＿
＿＿
＿
沖田「………」
A『それに何が気に入らないのか知りませんが、僕は今の沖田さんとは一緒に居たくないので丁重にお断りします』
沖田『あっそ………』
沖田「ッ……」
夜、沖田が見回りをしていると一軒の店から男が三人出て来た
その男達は沖田を見た瞬間、何やらコソコソと話し始めた
怪しいと思った沖田が声を掛けると三人は一斉に逃げる
逃げた三人組を追う沖田
自分達から行き止まりの道に行ってくれて沖田は道を塞ぐ
沖田「君達、何か知ってるの？」
男達は鞘から刀を抜き、構える
沖田「さっさと言わないと殺すよ」
「この幕府の犬が！！！！」
男が沖田に向かって走る
彼も鞘から刀を抜き、斬り合いが始まると思ったが
ｶﾞｷﾞｨｨｨﾝ!!と沖田と男の間に斎藤が入り
二人の刀を自身の刀で受け止める
そして斎藤は男三人を気絶させる
沖田「邪魔しないでよ、一くん」
斎藤「殺しても花咲達や羅刹の情報は聞き出せんぞ」
沖田「羅刹なんか知らないよ。そんなの土方さんのせいでしょ」
斎藤「総司、もう少し冷静になれ」
そう言いながら斎藤が沖田に近付くと
沖田は斎藤の胸ぐらを掴んだ
沖田「冷静に？
こうしている間にもあの子たちが殺されるかも知れないんだよ！
一くんは土方さんに言われたことだけしていればいいよ
あの子たちは……Aちゃんは僕が見つける」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - 十六夜紅葉@斎藤一推しさん» ありがとうございます！！！出来るものからやっておりますので遅いとは思いますが気長に待ってやってください😭😭🙇🙇 (2023年1月27日 13時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉@斎藤一推し(プロフ) - 面白かったです！続きが楽しみです！！！ (2023年1月25日 22時) (レス) @page10 id: 9a9a1e650d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆき | 作成日時：2022年12月25日 9時
