狙われ少女４【東京喰種】 (ページ9)

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#133…『貴女side』ページ9

カネキ「どんな仕掛けを用意しているかわからないから僕たちから離れすぎないように注意してね」

A「うん！」

私の鼻を頼りに歩いていると水が溜まっている場所に着いた

カネキ「A、落ちないようにね」

A「これくらい大丈夫だよ！」

万丈「でも何か出てきそうで気持ち悪ぃな……」

「ホラー映画なんか観てるから……」

万丈「あれはヒナちゃんとAちゃんが観てえっつーから……」

A「えぇ～、あれ全然怖くなったよ？」

とそんなことを話していると水の中から人が出てきて万丈さんを襲った

万丈「うわっ……！！」

「万丈さん！」

万丈「ぬがぁぁッ！！な……んだコイツッ……！！」

カネキ「万丈さんっ、後ろに反って！」

研が赫子で攻撃して万丈さんから離れる

相手は傷口から赫子出したが

その赫子は自分を喰い始めた

カネキ「(嘉納先生の「実験」の……失敗作……？僕も"こう"なるかもしれなかった……？)」

A「研、大丈夫？」

カネキ「！……う、うん。先に進もう」

そしてまた歩き続けていると今度は広い場所に出た

そこには待ち構えていたかのように扉の前に双子が立っていた

A「(やっぱり誘き寄せられていたか……)」

「やっぱ"ここ"の事話したんだね、おばさん」

マダム「ア……アンタがあたくしを見捨てるからでしょッ！」

「「……まぁ、消すからいいけど」」

双子は赫子を出して戦闘態勢に入る

カネキ「君たちの相手をしている時間はない」

「「……！？」」

カネキ「みんな任せたよ」

研は双子の上を赫子を使って飛び越え扉を壊し走り去って行った

その後を双子が追おうとしたが月山が阻止した

月山「この"美食家"月山習が君たち二人をテイスティングしてあげよう」

「「邪魔するなキザ野郎」」

そして月山と双子の戦闘が始める

双子だけあって息の合った連携で月山と渡り合えている

月山「君たちには柔軟さスマートさ……何より深みが足りない

シンプルかつハード(複雑)な構造が最高の味覚をもたらすんだ

もっと君たちのハード(本気)…で僕に見せてごらん

バンジョイくんはAちゃんと一緒にチェスでもして優雅に待っていてくれたまえ」

万丈「チェ……チェスねーよ！」

「シロ、このキザ男……ウザイけど強いよ」

「だね、ウザイけど、ウザいから……消しちゃおう」