狙われ少女４【東京喰種】 (ページ1)

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#128…『貴女side』ページ1

カネキ「お店は僕が穴開けちゃうかもしれないけどそれはごめん。西尾さんも」

ニシキ「へっ」

カネキ「……またね、トーカちゃん」

その言葉を聞いてお姉ちゃんは走って行ってしまった

A「お姉ちゃん！」

私がお姉ちゃんを追いかけようとしたら

カネキ「Aちゃん」

A「！」

お兄ちゃんに声をかけられ足は止まってしまった

カネキ「Aちゃんも、もう受験本番だよね。行くところ決まった？」

A「……そ、れは」

決まっている、私は前からずっとお姉ちゃんが通っている学校に行こうと美咲と決めてたから

でも…もし決まっているって言ったらお兄ちゃんは私も置いて行くの？

カネキ「ごめんね。本当はAちゃんも置いて行くのが正解なんだと思うんだけど……僕が嫌なんだ」

A「！」

カネキ「Aちゃん、一緒に来てほしい」

A「……うん、私もお兄ちゃんに着いて行きたい」

レイ、あんたが言っていたことが本当なのか

それを確かめるためにも私はお兄ちゃんに着いていく

レイ『リゼはたぶん生きてるわ』

もし、その言葉が本当なら私は絶対にリゼを見つけて見せる

＊＊＊＊

それからアオギリの戦いから半年たった

私たちは20区から6区に移住した

私たちは一軒家に住んでいる(月山以外)

私はその半年にトーカお姉ちゃんの通っている学校に美咲と一緒に晴れて合格し

私たちは高校生になった

ただ6区から20区に行くのは大変でそこで中学の時に使っていた病気をまた使わせてもらった

学校側に病気が再発したと伝え行ける時に行くということにしてある(美咲にもこれは伝えてある)

そして私は今ヒナミちゃんと一緒にお留守番中です

ヒナミ「Aちゃん、新しい学校には慣れた？」

A「うん、何とか」

ヒナミ「Aちゃんの制服姿、可愛かったなぁ～！」

A「そ、そうかな？中学の時の制服と大分違うから私は今でも結構違和感あるなぁ～」

でもヒナミちゃんに可愛いって言ってもらえたから嬉しい！

まぁ、普段は制服の上からパーカー着てるからあまり制服の部分見えないけど

ヒナミ「ヒナミも制服着てみたい！」

A「いいよ！何なら今から着る？」

ヒナミ「いいの！？」

A「うん！取ってくるね！」

そして私は制服をヒナミちゃんに貸してあげてた

ヒナミ「どうかな！」

A「ヒナミちゃん！スッゴい似合ってるよ！」

ｶｼｬｯと1枚ヒナミちゃんにバレないように写真を撮ったのは内緒♪