第百十話_この街を愛している ページ30
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森「楽しい会議でした。続きは孰れ戦場で」
福沢「今夜探偵社は詛いの異能者"Q"の奪還に動く。今夜だけは邪魔をするな。互いの為に」
森「何故」
福沢「それが我々唯一の共通点だからだ」
__「この街を愛している」
福沢「街に生き、街を守る組織として
異国の異能者に街を焼かせる訳にはゆかぬ」
森「組合は強い。探偵社には勝てません」
そう……探偵社だけ、では
森「ではまた太宰君。出来ればAちゃんにも会いたかったんだけどね」
太宰「彼女は貴方と会うことを頑なに拒否しましたよ。最も私も、もう二度と森さんとAを会わせる気はありません」
ゾッとするくらい冷たい声だった
森はそれに「それは残念だ」と云う
森「二人ともまだマフィアに戻る勧誘話は生きてるからね」
太宰「行きませんよ、私もAも。抑も私をマフィアから追放したのは貴方でしょ」
森「君は自らの意思で辞めたのではなかったかね?」
太宰「森さんは懼れたのでしょう?
いつか私が首領の座を狙って貴方の喉笛を掻き切るのではと
__嘗て貴方が先代にしたように」
太宰の瞳が暗くなる
それはまるで深い深い闇に沈んでいるような影だった
太宰「鬼は他者の裡にも鬼を見る」
__「私も貴方と組むなど反対です」
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みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» いえいえ!全然大丈夫ですよ!!こちらこそありがとうございます!!☺️☺️ (7月9日 10時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - 良かったあぁぁあ…すみません!!急かすようなことを言ってしまいました…、ゆっくり!気長に待ってるので!!応援してます!😻 (7月8日 8時) (レス) id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» あります!!この後のお話もちゃんと考えてありますので!!もう少々お待ち下さい!!🙇💦💦 (7月7日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - えっ、これ終わっちゃったんですか…??続きありますか…? (7月6日 20時) (レス) @page49 id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 灯花さん» ありがとうございます!!もう少々お待ち下さい!!🙇💦💦 (6月16日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2022年5月1日 21時