第百五話_云い聞かせられてた言葉 ページ25
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A「今まで黙っててごめんなさい」
申し訳ない顔でAは謝る
そんな彼女に太宰は優しい顔を向ける
太宰「謝らなくていいんだよ、A。今まで云う必要も、その機会もなかったから云わなかっただけだろ?」
A「違うの……」
太宰「違う?」
A「……"誰かに教えたり、云ったりしては駄目"って小さい頃から云い聞かせられてたから」
太宰「其れは里見鈴音が?」
A「違う。私を育ててくれた…義母がそう……」
安吾「では、何故義母がそう云ったのか。その意味をAさんは知っていますか?」
A「?ううん、知らない」
安吾「………そうですか」
安吾は道の脇で車を止める
そしてハンドルを握ったまま俯く
面持ちはまだ変わってない
安吾「………肯定して欲しかったです
血の繋がった姉妹であって欲しかった
何かの間違いで、絶対にこの情報は虚偽なんだって…思いたかったから」
A「安吾?」
安吾「でも写真を見た時…僕は戦慄しました……」
太宰「写真?安吾、君は先刻から何を云っているんだい?」
Aも太宰も安吾の言葉の真意が全く解らなかった
安吾「本当にAさんは…自分の中に、流れている血が…"誰の血"か教えられなかったんですか?」
A「私の血?」
知らない、教えられたことも…聞いたこともない
安吾「貴女はあく………」
強い衝撃と共に三人が乗っていた車に別の車が突っ込んできた
安吾の言葉は途中で途切れ、消えた
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みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» いえいえ!全然大丈夫ですよ!!こちらこそありがとうございます!!☺️☺️ (7月9日 10時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - 良かったあぁぁあ…すみません!!急かすようなことを言ってしまいました…、ゆっくり!気長に待ってるので!!応援してます!😻 (7月8日 8時) (レス) id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 布団になりたいさん» あります!!この後のお話もちゃんと考えてありますので!!もう少々お待ち下さい!!🙇💦💦 (7月7日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
布団になりたい - えっ、これ終わっちゃったんですか…??続きありますか…? (7月6日 20時) (レス) @page49 id: 2f59deb4b8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 灯花さん» ありがとうございます!!もう少々お待ち下さい!!🙇💦💦 (6月16日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2022年5月1日 21時