君は君らしく【銀魂】【沖田総悟】

三十六訓 ページ39

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そしてやっぱり祭りの日は真選組総出で将軍の護衛につくことになったみたいだ
今はその会議をしており、何故かその会議にAも参加していた



土方「将軍にかすり傷一つでもつこう物なら俺達全員の首が飛ぶぜ

そのへん心してかかれ

キナ臭ぇ野郎を見つけたら迷わずぶった斬れ

俺が責任を取る」



沖田｢マジですかィ。じゃあ、侍見つけたら片っ端から叩っ斬りまさァ。頼みますぜ」



土方「オーイ皆。さっき言った事は無しの方向で」



近藤「将軍様が是非Aちゃんと一緒に祭りを楽しみたいって言われておるんだが……」



A「そうなのですか？」



困ったなァ、今カラクリを解体した責任として源外様の手伝いをしているんだけど
あれ、絶対に祭りの日まで掛かりそうなんだよなぁ……



A「わかりました

ですが少し用事がございまして……

それが終わり次第会いに行きますとお伝え願えますか？」



近藤「わかった！とっつぁんにそう伝えておくよ！」



A「よろしくお願い致します」



土方「A、お前をここに呼んだのはそれだけじゃねェ」



A「え？」



土方「まだ未確認の情報なんだが江戸にとんでもねェ野郎が来てるって情報があんだ｣



沖田｢とんでもねー奴？一体誰でェ」



土方｢以前料亭で会談をしていた

幕吏十数人が皆殺しされた事件があったろう

あらァ奴の仕業よ

攘夷浪士の中でも最も過激で最も危険な男……

＿＿"高杉晋助"のな｣



A「(高杉晋助………)」



ｽﾞｷｯ……



A「ッ………？」



その名前を聞いた瞬間、一瞬だが頭痛がした
それに初めて聞く名前のはずなのに何故かとても懐かしいような……




土方「だから、A

くれぐれも祭りの日は気を付けろよ

何かあったらすぐに俺たちを呼べ」



A「……はい」

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