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(とき)は炭治郎と煉獄がヒノカミ神楽について別室にいる処まで巻き戻る



煉獄「竈門少年、君に一つ俺から提案がある」



炭治郎「?」



煉獄「__俺の継子にならないか?」



炭治郎「え………」



煉獄「無論、胡蝶たちからAの継子になるように頼まれているのは承知している
だが、俺はそれを知ってる上で君に頼んでいる」



炭治郎「凄く嬉しいです……本当に凄く嬉しいんですけど……俺……」


煉獄「すぐに答えを出せとは言わない」



炭治郎「………」



煉獄「一つ聞いてもいいか?」



炭治郎「あっ、はい」



煉獄「君は胡蝶たちが言うからAの継子になることを悩んでいるのか?」



炭治郎「それは違います」



考える素振りも見せずに炭治郎は答える



煉獄「では何故だ?」



炭治郎「俺がAさんのこと何も知らないのに継子になるのが嫌だからです

それとしのぶさんたちに頼まれたから継子になるっていうのも嫌です

継子になるなら俺はもっとAさんのことを知りたい

そして俺自身が"貴女の継子になりたい"と思えるようになりたい」



煉獄「なら今はどうだ?

あの時はまだ互いに出会ったばかりでそう思うのは正しい

だか今の君なら分かるはずだ」



炭治郎「………」



炭治郎は目を瞑り、無限列車でのAを思い浮かべる

上弦の参とAさんたちが戦っているのを見たとき

煉獄さんとAさんの息の合った連携に凄いと思った

肩を怪我していたのにそれでも上弦の参と互角に渡り合うAさんの強さに見惚れた

けど、それだけじゃない

俺は____



炭治郎「俺、あの時……Aさんに煉獄さんを助けて欲しいって

気絶してる彼女にすがってしまった自分を恥じていました

でもAさんは答えてくれた」





A『__大丈夫』



炭治郎『!』



A『煉獄さんは私が助けるから』





炭治郎「素直に嬉しかったです

それと同時にあの背中を見て思いました

__俺もAさんみたいになりたいって」





あの背中を追いかけたい

あの強さに近づきたい




__Aさんを越える柱になりたい

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作品ジャンル:アニメ
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もか(プロフ) - やっぱり何度読み返しても素敵な作品です!!!好きです!!! (1月7日 17時) (レス) id: d8c4eb9a81 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 神レベルで面白いです!! 頑張って下さい! (2023年4月17日 19時) (レス) @page42 id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
あまみやはくり(プロフ) - ほわー!!!作者様更新ありがとうございます!!めっちゃ更新楽しみにしてました!!どうか作者様のペースで更新してくださいませ!私いつまでも待ちます(真顔) (2023年4月15日 22時) (レス) @page42 id: 0bb6841a40 (このIDを非表示/違反報告)
rei - お願いします。どうか完結まで更新してください! (2023年3月12日 5時) (レス) @page40 id: e7f57e0588 (このIDを非表示/違反報告)
shi69mahuro4ki(プロフ) - これからの夢主の行動がとても楽しみです。 (2021年5月8日 9時) (レス) id: 4ed5b60c3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆき | 作成日時:2020年11月29日 22時

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