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ドタドタドタッ!!と朝から大きな足音と
炭治郎「Aさん!!!」
炭治郎の声が響く
時透「うるさい」
炭治郎「ご、ごめんなさい……」
時透「Aさんならさっき出掛けて行ったよ」
炭治郎「え……そ、そんなぁ………」
ヘタァと炭治郎は座り込んだ
そんな炭治郎を無視して時透は自身の刀の手入れをする
時透「……」
炭治郎「……」
炭治郎はチラチラと時透を伺う
その視線に気づいたのか時透は鋭い目付きで「なに?」と炭治郎に言った
炭治郎「あっ!いや……その……」
時透「言いたいことがあるならはっきり言いなよ」
炭治郎「じゃ、じゃあ____」
___
__
_
一方その頃Aは煉獄家に来ていた
中庭で座っている煉獄にAは近付く
A「……煉獄さん、彼に何を吹き込んだんですか?」
煉獄「来て早々直球だな!何故俺だと?」
A「……竈門くんを自分の継子にすると私に言いましたよね。何故彼を継子にしなかったんですか?」
煉獄「君は勘違いをしている」
A「……勘違い?」
煉獄「俺はちゃんと竈門少年に言った
俺の継子にならないか?と
だがそれを断ったのは彼自身だ
彼が考え、自身の答えに辿り着いた故だ
俺は彼に吹き込んだことは一切していない!!」
A「……あり得ませんね、彼は貴方に憧れている
憧れに近づく近道は貴方の継子になること
むしろ尊敬する柱から継子になることを求められたなら
それを放棄する理由が私には分かりません」
煉獄「そこも君は勘違いをしている
確かに彼は俺に尊敬の念は向けてくれているが
憧れの存在ではない
彼の憧れの対象は………
___君だ」
A「は?」
今まで中庭を見ていた目が真っ直ぐAを見てそう言った
それを聞いたAはこれでもかというくらい目を見開いた
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もか(プロフ) - やっぱり何度読み返しても素敵な作品です!!!好きです!!! (1月7日 17時) (レス) id: d8c4eb9a81 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 神レベルで面白いです!! 頑張って下さい! (2023年4月17日 19時) (レス) @page42 id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
あまみやはくり(プロフ) - ほわー!!!作者様更新ありがとうございます!!めっちゃ更新楽しみにしてました!!どうか作者様のペースで更新してくださいませ!私いつまでも待ちます(真顔) (2023年4月15日 22時) (レス) @page42 id: 0bb6841a40 (このIDを非表示/違反報告)
rei - お願いします。どうか完結まで更新してください! (2023年3月12日 5時) (レス) @page40 id: e7f57e0588 (このIDを非表示/違反報告)
shi69mahuro4ki(プロフ) - これからの夢主の行動がとても楽しみです。 (2021年5月8日 9時) (レス) id: 4ed5b60c3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2020年11月29日 22時