花柱は１人の少年に振り回されている【鬼滅の刃】【弐】

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A「竈門くん」



Aは二人の会話が終わった頃を見計らい炭治郎に話かける



炭治郎「はい！」



A「………ずっと君にばかり言わせていたからね。改めて私から言わせてもらおうと思って」



炭治郎「え？」



突然Aは炭治郎の前で跪いた



炭治郎「えぇ！！？」



時透「Aさん！？」



しのぶ「！？」



カナエ「…………」



炭治郎は勿論時透としのぶもAのその行動に驚いた



A「＿＿花柱、花園A
竈門炭治郎にこの誓いを命を掛けて守り続けることを約束しましょう」



カナエ「！！！」



A「私、花園Aは君が目的を果たすその時まで君の師として君を見守り

そして君が私を越える柱になるまで花柱の名に掛けて君を命にかえても守り続けることを

＿＿＿＿ここに誓います」



カナエ「………A」



その行動はかつてカナエがAにした誓い
自分の継子になってもらうためにAに誓った
ことを今度はAが自分の継子に誓った



カナエ「………」



しのぶ「カナエ姉さん？」



カナエ「ううん、何でもない」



カナエの頬に涙が伝う
師(カナエ)の前で弟子(A)が
自分のしたことをするなんてこんな嬉しいことはないだろう



A「この事を踏まえて私から君に言わせてもらうね

＿＿＿竈門くん、私の継子になって」



Aは炭治郎に向かって手を差し出す



炭治郎「はい！これからよろしくお願いします！Aさん！」



炭治郎の手とAの手が重なり



これで竈門炭治郎は正式に



花柱、花園Aの継子になった

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