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炭治郎「それで一番最初に教えて貰ったのが"Aさんは羽織を他人に触られるのが嫌い"だということです」
A「………そう」
炭治郎「"羽織に触れた時点で君の負け"と
時透くんにそう条件を出したんですよね
今の俺の実力では羽織で隠れているAさんの手を隙をついて触るなんて出来ないので
今回は先に脱がせて頂くことにしました」
時透「…………」
A「……確かに時透くんの言う通り
この羽織はあんまり人に触られたくないし
それが理由で時透くんにそう条件を出した
………でもね、勘違いしないで欲しいの
あの時は"時透くん"だったからその条件を出したまでで
君程度にその条件を出すつもりはなかった」
炭治郎「!!」
A「………覚えてる?始めて君と鬼ごっこをした時
君は私を走らせるどころか目で追うことすら出来てなかった
そんな隊士に私が態々そんな条件出すわけないじゃない
だからそんな不利すぎて可哀想な君に私が慈悲をあげる
__"羽織を触る"ことを許可してあげる」
炭治郎「!!」
Aの言葉は誰が聞いても分かる
その言葉は炭治郎を確実に舐めている証拠だ
カナエ「………」
時透「………」
しのぶ「A姉さん!流石にその言葉は………」
炭治郎「わかりました!!その条件を受け入れます!!」
しのぶ「炭治郎くん……!」
カナエ「それじゃあ、今度こそ始めても大丈夫かな?」
炭治郎「はい!!」
A「………はい」
カナエ「ではこれより竈門炭治郎と花園Aによる
継子を掛けた鬼ごっこを開始します
…………始め!!!!」
炭治郎「ッ!!!」
A「…………」
合図と共に炭治郎は走り出し一直線にA目掛け手を伸ばした
だがAはすぐに炭治郎の前から姿を消す
炭治郎「………」
A「(ほら、やっぱり……私を目で追うことすらd…)ッ!!!?」
炭治郎「………ッ」
Aが着地した所ですぐに炭治郎の手がAを捕まえようとした
だが流石は柱、吃驚はしたもののAはその手を避ける
A「(まさか……目で追えているの?)」
まぐれかと思ったが炭治郎はAを目で追えていた
Aにとっては予想外過ぎる展開だった
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もか(プロフ) - やっぱり何度読み返しても素敵な作品です!!!好きです!!! (1月7日 17時) (レス) id: d8c4eb9a81 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 神レベルで面白いです!! 頑張って下さい! (2023年4月17日 19時) (レス) @page42 id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
あまみやはくり(プロフ) - ほわー!!!作者様更新ありがとうございます!!めっちゃ更新楽しみにしてました!!どうか作者様のペースで更新してくださいませ!私いつまでも待ちます(真顔) (2023年4月15日 22時) (レス) @page42 id: 0bb6841a40 (このIDを非表示/違反報告)
rei - お願いします。どうか完結まで更新してください! (2023年3月12日 5時) (レス) @page40 id: e7f57e0588 (このIDを非表示/違反報告)
shi69mahuro4ki(プロフ) - これからの夢主の行動がとても楽しみです。 (2021年5月8日 9時) (レス) id: 4ed5b60c3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2020年11月29日 22時