検索窓
今日:4 hit、昨日:31 hit、合計:102,072 hit

53 ページ13

.


時透「Aさんの好物はあんみつ」



炭治郎「知ってます!Aさんは頭を撫でるのが癖!」



時透「本人は無自覚だけどね。花を眺めるのが好きでこの屋敷の花もAさんの師匠がそれで植えた物」



炭治郎「だからこんなに綺麗な花が植えてあるんですね!Aさんからはごく稀にですけど向日葵の匂いがします!」



時透「向日葵の匂い?」



炭治郎「俺鼻が良くて人の感情とか匂いで分かるんです

Aさんは出会った時から全く匂いがしない人だったんですけど

全集中・常中を"教えて貰っていた時"は本当にごく稀に向日葵の匂いがしていたんです」



時透「!!?」



炭治郎「当時はその匂いがAさんだと気付かなかったんですけど

無限列車の時にAさんから向日葵の匂いがして

これがAさんの匂いなんだってわかりました!」



時透「………ねぇ、今Aさんに"全集中・常中を教えて貰った"って言った?」



炭治郎「え?あ、はい」



時透「本当にAさんに教えて貰ったの?」



炭治郎「はい!Aさん凄く教え方が丁寧で上手で、それに俺の癖とかすぐに見抜いて指導してくれました!」



時透「……………」



時透は信じられないというような顔をする
あのAさんが………?
僕が頼んでも絶対に了承してくれなったのに……?
ギュッと自身の手を強く握る



時透「それで?まさかそれだけで僕よりAさんのこと知ってるって法螺(ほら)を吹くの?」



炭治郎「そ、そんなことないです!」



時透「じゃあ、これは知ってる?
Aさんは水の呼吸も使えるんだよ」



炭治郎「えっ!!?」



時透「それに継子の時はスカートを穿いてたんだって」



炭治郎「Aさんがっ!!?」



時透「あと折り紙を折るのが下手」



炭治郎「あっ……えっと………」



時透「僕の長い髪が好き」



炭治郎「…………」



時透「あの人は自分の身長が嫌い」



炭治郎「えっ………そうなんですか?」



時透「そう、だから羽織もそれを隠すためにわざと大きめにしてあるんだって」



炭治郎「………」



時透「Aさんの走る姿はまるで花が舞っている感じで神秘的」



炭治郎「…………」



時透「そしてAさんは力は僕と同じくらいだけど

足の速さは柱の中で誰よりも速い

僕だってたまにAさんを見失うことあるし」

54→←52



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (225 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
965人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もか(プロフ) - やっぱり何度読み返しても素敵な作品です!!!好きです!!! (1月7日 17時) (レス) id: d8c4eb9a81 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 神レベルで面白いです!! 頑張って下さい! (2023年4月17日 19時) (レス) @page42 id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
あまみやはくり(プロフ) - ほわー!!!作者様更新ありがとうございます!!めっちゃ更新楽しみにしてました!!どうか作者様のペースで更新してくださいませ!私いつまでも待ちます(真顔) (2023年4月15日 22時) (レス) @page42 id: 0bb6841a40 (このIDを非表示/違反報告)
rei - お願いします。どうか完結まで更新してください! (2023年3月12日 5時) (レス) @page40 id: e7f57e0588 (このIDを非表示/違反報告)
shi69mahuro4ki(プロフ) - これからの夢主の行動がとても楽しみです。 (2021年5月8日 9時) (レス) id: 4ed5b60c3f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みゆき | 作成日時:2020年11月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。