保育士Snow Manの忙しい日々

停電 ページ20

10月中旬

もうすぐ台風が近づいてくるらしく、雨と風が強い。
外は昼間なのに暗い、
子どもたちを寝かしつけて昼休憩！
職員室で黙々と作業をする

その時、、、ガチャン！
突然職員室が真っ暗になった、停電だ〜！！
私は暗いところが大の苦手、それに大きい音も、
私はその場にしゃがみ込んでしまった、
今職員室には誰もいない、
A「はぁ、大丈夫！大丈夫！」
ゴロゴロゴロ
雷もなってきた、、誰か助けて、、
岩本「A先生！？大丈夫？どうしたの？」
懐中電灯を持った岩本先生がやってきた
ガラガラガラドーン！
A「きゃあ！」
岩本「あー、こういうの苦手なの？わかるよ、俺も最初
めっちゃ怖かったし、大丈夫大丈夫、深呼吸しよ！」

いつもはクールであんまり怖いものとか苦手なものなさそうなイメージあったのに、暗いところとか苦手って
聞いて、ちょっとイメージが変わったかも、
なんか好感持てるし！

岩本「停電になったのが昼寝の時間でよかった、
　 子どもたちが起きる前に直って欲しいけど、
　 どうかな〜」
A「そうですね〜！なんか岩本先生が暗いところとか苦手って聞いて、なんかイメージ変わりました！」
岩本「え？そうなの？笑どんなイメージ持たれてたんだろ笑てか、もう落ち着いた？」
A「はい、まぁ、岩本先生とお話ししてたら少しは落ち着きました、ありがとうございます！
先生のお仕事の邪魔してはいけないので、私のことは
放っておいてもらって結構ですよ？」
岩本「いや、全然邪魔じゃないよ？俺が心配してやってることだし、大丈夫！」

ピコ！
A「あ！電気ついた！！」
岩本「雷もいつのまにかおさまってたし、子どもたちが起きる前についてよかった！」
A「あの！岩本先生ありがとうございました！
いつかは克服したいんですけどなかなかできなくて、」
岩本「苦手なものを無理に克服しなくても大丈夫なんじゃない？俺だって苦手なものたくさんあるもん笑」
A「そうですかね、」

〜昼休憩終了後〜

目黒「あ！A、さっき停電してたみたいだけど
大丈夫だった？A大学の時から暗いところとか苦手だったから心配で、」
A「え？う、うん！全然大丈夫だった！」
目黒「絶対嘘だな笑で？誰に助けてもらったの？笑」
A「バレちゃった、岩本先生！」
目黒「そっか、今度停電したら俺が助けに行く！」
A「ありがと、でももうないことを祈る！」
本当に停電はもう来ないで！

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