最後の瞬間まで、私は貴方を忘れない【文スト/中原中也】２

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予想以上に怖い人が出てきて震えていると、一見冴えない年中男性が彼の後ろからやってきて、立原さんの後頭部をゲンコツ。



「痛……！誰だよクソ!!」


「おや。施設長に向かってクソとは。良い度胸しているじゃないか」


「あ、…森さんじゃないすか…はは」


「女の子をあんまり怖がらせるんじゃないよ」


「別に怖がらせてないっす。気合い入れてやってるだけですよ」





いや、大丈夫です…。





「全く。悪かったね、彼が。彼は族上がりでこんなだけど、面倒見のいい人なのだよ」


「え。ぞ、族上がり……！？」


「ちょっ。森さん、何年前の話をしてるんすか！」



「すみません。それってあの…」


「ん？彼は元暴走族だよ」






ですよね〜…。







暴走族なんて単語久しぶりに聞きましたが。








それからたくさん話しを聞いていると、森さんはどうやらここの施設長で。






立原さんは18まで暴走族に入っていて荒れ狂った生活を送っていたけど、3年前からこの施設で働き始めたとか。






「フフ。楽しくなりそうね〜」






呑気に笑うお母さん。






立原さんの方を見ると目が合い、立原さんは私の髪をワシャワシャとなで？、「何かあったら何でも言えよ」と笑った。






見た目も言葉も怖い人だけど、悪い人ではないのかもしれない。






新しい生活。
新しい出会い。







初めて出会う人たちに囲まれ、私は今日からここでの生活を始める。








ｰｰｰｰｰｰｰｰ
更新してなくてすんまそん。
時間がないです。

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