【男主】森の中の小さなお店【 BL 】

No,31 ページ33

A「あ、今日は口裂けに、口紅型の魔法陣を描く棒をあげるんだった‥‥‥」

口裂けさんだけに‥‥口紅。面白く無いな‥…。


購買でも行くか‥‥それより、朝から尾行してる奴誰だ？授業中は居なかったから、生徒か‥‥。

まぁ、購買行って、パン買って‥‥‥口裂けさんに、これあげるか‥‥。

？「Aさん！」

後ろから突然話しかけられた。

A「‥‥‥あ、口裂けさん？」

口裂け「あの、クラス変わったんですか？」

心配そうな感じで聞いて来た。

A「うん ？ そうだけど、どうかした？」

口裂け「いや、私お友達が出来たことがなくて‥‥‥初めて出来た、お友達が転校しちゃうのかと‥」

恥ずかしがりながら、言ってきた。

A「あ、これ。口紅型にしてあるから、じゃ！」

口紅型の魔法陣を描く棒をあげて、走って逃げた。


何故逃げたかというと‥‥‥後ろに藍美さんが居ました。

藍美「ちょっと！なんで逃げるんですの！？」

は、早い！？

A「いや、そんな怖い顔して、追われたら、誰だって逃げますし」

鬼みたいな顔してし‥‥‥本当に女か？

藍美「失礼ですわ！私は美しい女の子ですわ！」

喋り方やめてくれない？

藍美「何がですのよ！私の力を利用して、喋るのをやめないでくださる？」

仕方ないから、ピタッと止まった。

藍美「やっと止まる気になりました？」

ドヤ顔をしているが無視しておこう。

A「べ〜」

舌を出して、挑発をしてから空を飛んで逃げた。

藍美「なっ！卑怯ですわ！」

まぁ、仕方ないからね〜？
あ、授業で会うって？問題ないよ、サボるから。


あ‥‥さぼる場所決めてなかった‥‥どこにしようかな〜。

保健室にでも行こうかな‥‥



僕は今‥‥保健室のベットを借りています。

いや、ね？
保険医が居たから、
僕が「寝てて良いですか？」って聞いたら、「は？勝手にしろよ」って言われたんですよ？

酷くないか？？しかも、生徒をサボらせてどうする‥‥。

保険医は何処かに消えたし‥‥‥帰った方が良かったんじゃ？まぁ、いいか。

寝よ‥‥。

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