俺達の愛し人─ms side─ ページ4
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朝6時。携帯のアラーム音で目が覚めた。
アラームを止めるついでにロックを解除して、そのまま妹のAの部屋の映像を表示させた。Aは部屋に居ない。きっと朝食を用意しているのだろう。
10分後にでもリビングに行くか…
『おはよ、A、ぺけ。』
ぺけ「おはよー。そろそろ出来るから座ってろってさ。」
A「おはようございますマサイ兄さん。」
部屋に入ってすぐに目に入る可愛い妹の姿。
今日も酷い寝癖が付いているが、それすらAの可愛らしさを演出する小道具に思える。
『A。』
A「…！なんでしょうか。」
普通に名前を呼ぶだけのつもりでも、熱が宿ってしまう。 Aの身体が若干こわばる辺り、やっぱり警戒心はまだあるようで。
…ぺけの目の前だけど、いっか。
細い腰を引き寄せれば、Aは無抵抗に腕の中に収まる。多分、今の俺は欲望剥き出しの表情をしていると思う。
ぺけ「ちょっとマサイー？独り占め良くないんだけど？」
A「そうですよ。てゆーか何朝から発 情してやがるんですか朝ご飯食べてからにして下さい。」
『朝ご飯食べてからなら良いんだ？』
A「…ちょっとだけですよ。」
声色からして「やらかした」表情のAを解放してやり、テーブル前に座る。勿論、Aは俺とぺけの間に。
Aが作る飯は美味い。ただ、モトキが心配症というか過保護だから、誰かが近くに居ないと包丁は使わせられない。火に至ってはIHだから余程じゃないと火傷はない。
3週間前まではキッチンにすら立てなかったのに。
いや、リビングにも出られなかったのに。
そう思うと、Aも随分逃げないようになったな…。最初の頃の鬼ごっこも中々楽しかったんだけど(笑)
だって、今日こそはと逃げたのにその度逃げる場所予測されて先回りされたり延々と見える距離を追いかけられたり。
殴るような真似はしなかったけど、「何処に逃げても無駄」っていう絶対的なダメージは与えた自覚はある。ただ、ダメージを与えた分、当時のAが逃げる素振りを見せない時はこれでもかと甘やかした。
『ご馳走様でした。』
サンドイッチが乗っていた皿をキッチンに戻しに行く。自分のと一緒にAの皿を持っていくのは当然。
全自動の食器洗い機に皿を突っ込んでぺけにスイッチを任せ、Aの横に戻る。
うん、肩を強ばらせる姿も可愛い。
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Kako(プロフ) - 普通に分析してないで、警察に行きましょう(笑) (2018年11月21日 8時) (
レス) id: d79f67c83a (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ほんともう…大好きです！！ヤンデレ好きなのにプラスでフィッシャーズとか…！！これからも応援します！！ (2018年10月29日 18時) (レス) id: d1bd9df2a1 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - やべぇ、、、、、、、、 (2018年10月27日 19時) (レス) id: 9f2d1964ce (このIDを非表示/違反報告)
もっきゅー - すいません、名前もきゅーじゃなくてもっきゅーです (2018年8月31日 21時) (レス) id: 02c268e020 (このIDを非表示/違反報告)
もきゅー - 面白かったです！最後の場面では鳥肌が凄かったです（笑）私もヤンデレ系統の作品を書いているところなので良かったら見てみてください！続編が出たら見ます！ (2018年8月31日 21時) (レス) id: 02c268e020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊達。 | 作成日時：2018年8月9日 21時
