黄色の狂気─nd side─ ページ22
side．nd
俺が動画の事を考えていない時。それはAの事を考えている時と断言出来る。
Aは今何を考えているんだろう。俺達以外の人間の事考えていてほしくないな。
あれ、本当に俺達以外の人間の事考えてたりとか…してないよね？一気に不安になってきた。
ただでさえAと会っていない時はアンチやら何やらで不安定なのに、これはやばい。
俺は矢も盾もたまらずAに電話をした。
ワンコールで電話が繋がる。
A［もしもし。］
いつもの鈴を鳴らすような声が聞こえて、不安に支配された頭がゆっくりと晴れていく。
ンダホ『突然ごめんね？Aの声が聞きたくなっちゃって…。』
A［構いませんよ。丁度暇してましたから。］
電話を掛ける度に、Aはそう答える。
本当はAも迷惑なんじゃないかな？それなのに俺の相手をしてくれるAは優しい。だから俺達みたいなのが寄ってくるというのに。
ンダホ『あのね、不安になっちゃったんだ。』
A［大丈夫ですよ。ちゃんと皆さんの事を考えてます。］
ンダホ『うん。早く会いたいなあ…』
我ながら女々しい事を言っている。でも、そんな恥とかどうでもよくなる位にはAに会えないダメージは大きい。
A「また明日会えますよ。明日、皆でゲームでもして遊びましょうか。」
でも、ダメージが大きい分、会った時はとても安心する。
ンダホ『うん。楽しみ。』
A［そうですね。私も楽しみです。ドタキャンなんてナシですよ？］
ンダホ『あったりまえじゃん！じゃあ、また明日ねー！』
A［はい、また明日。］
Aの方から電話が切られる。会話の時間自体は短くても、頭が晴れるのには十分で。
早く編集を済ませよう。いつか編集早く終わらせた日に、Aが褒めてくれたのを覚えている。また褒めてくれるかな？
年下のAに褒めて欲しい、なんておかしな事だって分かってはいる。でも、Aといるとプライドとかそういうのが吹っ飛ぶ。
そういやこの前遊びに行ったらAが俺のあげたふざけT着てくれててすっごく嬉しかった。しかも可愛かった。
美人で可愛くて優しくて料理上手でスタイル良くて…Aって改めて考えてみると完璧な子だよね。ストーカーがまとわりつくのも納得。まあ、Aがストーカーの事どう思ってても関係ないけどさ。
Aが俺達の事を見てくれている事だけが大切だから。
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Kako(プロフ) - 普通に分析してないで、警察に行きましょう(笑) (2018年11月21日 8時) (
レス) id: d79f67c83a (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ほんともう…大好きです！！ヤンデレ好きなのにプラスでフィッシャーズとか…！！これからも応援します！！ (2018年10月29日 18時) (レス) id: d1bd9df2a1 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - やべぇ、、、、、、、、 (2018年10月27日 19時) (レス) id: 9f2d1964ce (このIDを非表示/違反報告)
もっきゅー - すいません、名前もきゅーじゃなくてもっきゅーです (2018年8月31日 21時) (レス) id: 02c268e020 (このIDを非表示/違反報告)
もきゅー - 面白かったです！最後の場面では鳥肌が凄かったです（笑）私もヤンデレ系統の作品を書いているところなので良かったら見てみてください！続編が出たら見ます！ (2018年8月31日 21時) (レス) id: 02c268e020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊達。 | 作成日時：2018年8月9日 21時
