【刀剣乱舞】理解不能 (ページ8)

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怒りと、悲しみページ8

『私は……仕方ないって思う。』

「……"仕方ない"？」

私は頷く。

『貴方達には申し訳ないけど、貴方達のかつての主は人間。貴方達神様みたいに永遠の命はない。いつか、終わってしまう。それも突然。』

加州清光は静かに聞いていた。

『それが……その日だけだった話。酷かもしれないけど、かつての主は人間、貴方達は神様。……それだけの話だ。』

言い終わって気づく。加州清光を刺激させてしまったのではないだろうか。

恐る恐る顔を覗く。しかし、そこには……

「……人間と神様………そっか……」

"怒り"の感情はなく、代わりに……

"悲しみ"の感情があった。

『怒らないのか？』

口をついて出た言葉。

その言葉に

「怒る？…………まぁ、他のやつらなら怒るかもだけど………」

「そういう考え方も出来るんだって思ってたの。まぁ、俺たちと人間は根本的に違うしね………はい、ここが審神者部屋だよ。」

………………話を強制的に終わらせられた気がした。

そこはさすがの私も突っ込まなかった。