26話 ページ27
無事着地して降谷はペストマスクの人物を追いかける
降「ヒロ!班長!まだコイツの仲間が潜んでいるかもしれない!松田とAを頼んだ!!」
伊「お、おう!お前も気をつけろよ
伊達が松田の元へ向かおうとした時だった
諸伏が伊達を呼び止めた
諸「俺はゼロの援護に回るよ。奴は只者じゃない。1人で相手をするのはキツイと思う」
そう言って諸伏は向かい側のビルを見る
ペストマスクの人物は人間離れした身体能力を持っているようで非常階段の屋根を掴み半回転して登って行った
それを聞いたAは諸伏の服をさらに強く握る
諸伏は離れようとしないAの頭を撫でて優しく話しかけた
諸「A、大丈夫。俺もゼロも絶対に戻ってくる。それに班長や松田が必ずAを守ってくれる。」
「…」
Aはヤダヤダとグリグリと頭を諸伏の胸板に押し付ける
諸「じゃあA、約束だ」
そう言って諸伏は小指を出した
「1人にしない…?」
諸「ああ、勿論だ」
それを聞いたAは同じように差し出して小指同士を絡めた。
諸「よし、班長Aのことを頼んだ」
伊「…おう、じゃあそっちは頼むぞ!」
そう言って諸伏は伊達にAを預けた
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作者名:さくらもちだいふく | 作成日時:2023年1月3日 22時