21話 ページ22
安「その次の日に、あんなことが起こるなんてね…」
零君の言葉を聞いて顔が曇っていくのがわかった
コ「でも、それだけじゃないよね?」
私達は思わず「ん?」と言ってしまう
コ「その後に何かあったんじゃないの?爆弾に関係する事件が」
安「どうしてそう思うんだい?」
コ「ちょっと調べたんだ。お墓があるお寺は渋谷の近くだったよね。3年前のその日、渋谷の雑居ビルでガス漏れ騒ぎがあったって。それにAさんがこの事を頑なに話そうとしなかったからね。ボクらにばれてはならないことがあったんじゃないかって」
「…はは、コナン君の言う通りだよ。実はあの日ね…
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
萩原の墓参り後、松田、Aは降谷の車に乗って移動していた
後部座席にいるAは外の景色を見て楽しんでいる
松「渋谷駅で降ろしてくれ。あとはコイツの新幹線の時間まで暇つぶしてくるから」
降「悪いが送るのは駅の手前までだ」
松田は何かを思い出したように再び話しかける
松「そういや諸伏と同じく、人目についちゃあいけねぇ立場だったな」
「零君零君!」
降「ん?」
「お巡りさん!」
そう言ってAは外を指差す
指してる方向へと目線をあっていくと雑居ビル前に一台のパトカーが止まっていた
降「どうやら仕事のようだな、刑事さん」
松「ったく、なんて日だ」
苦笑いした松田は車を降りた
137人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくらもちだいふく | 作成日時:2023年1月3日 22時