18話 ページ19
安「ここでもし大爆発が起きたとしても君らは無傷だし地上の誰にもこのことに気づかない」
その言葉を聞いて顔を俯かせる
「(零君…)」
安「…」
黒電話を下ろした零君の首に何かがかかっているのが見えた
コ「その首輪みたいな物って…」
安「そう、爆弾だ」
「!」
零君は私たちに爆弾を見せるためその場に一周した
安「遠隔式なのか無線式なのかも不明。解体方法も分からない。悔しいけどお手上げなんだ」
「…」
安「捜査一課の刑事さん達がボクに会いたがっていることは知っている。でもこれじゃあ会うわけには行かないだろう?それに__」
コ「彼等に面が割れると、潜入捜査も御破算だしね」
コナン君がふっと笑うと零君も頬を緩ませる
ああ、彼が…降谷零があんなふうな顔をしたのはいつぶりだっけ
安「ポアロのバイトも辞めなくちゃならなくなる」
コ「Aさん、それを知ってずっと安室さんのこと隠そうとしてたんだよ?」
安「…!そうなのかい?」
「…っ、うん…」
零君の視線が私に移り変わる
何だか恥ずかしくて思わず顔を逸らしてしまった
コ「…それが理由でボクらを呼んだんだ」
安「ボクの持っている情全て伝える。だから、一課の捜査に協力して欲しい」
そう言って零君は頭を下げた
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作者名:さくらもちだいふく | 作成日時:2023年1月3日 22時