検索窓
今日:8 hit、昨日:24 hit、合計:23,152 hit

10話 ページ11

コ「もしよかったらボクに教えてくれない?松田刑事のこと」


佐藤刑事と私は思わず「え?」と言葉を漏らしてしまう


「ど、どうして?」

コ「佐藤刑事は話しているうちに思い出すかもしれないでしょ?Aさんは佐藤刑事が知らないことを知ってるかもだし」


でも…話していいのかな…。

零君が関わってる話とかも沢山あるし…

そこは伏せとけばいいよねと思い私は「わかった」と返事をした


佐藤刑事も了承し私たちは椅子に座った


佐「彼が捜査一課に配属になったのは3年前の11月1日。ハロウィンの翌日だったから覚えてるわ。だけど急な転属だったから名刺は間に合わなかったの。渡せたのは11月4日の朝。これも祝日明けだったから覚えてる」

コ「松田刑事が殉職したのは11月7日。名刺を渡すチャンスがあったのは4日間だね」

「…」


実を言うと私は松田君が名刺を渡した日を知っている。

だけど言えない。言ってしまえばきっと零君のことがバレてしまうから

そんなことになったら零君の仕事にも影響が出てしまう…


佐「でも4日は1日内業だったし、5日も1日護送任務で留置所と拘置所の往復で終わり。7日は彼が亡くなる直前まで連続爆破犯の追跡をしてたから…」

佐藤刑事は悩むようなポーズをして考え始めた

11話→←9話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
137人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくらもちだいふく | 作成日時:2023年1月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。