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着いた病院は雄英高校と連携している所で、車で十五分ほどで着いた。
受付で手続きを受け、本館の奥へと進んでいく。
奥は一般病室とは違い、厳重なセキュリティが組まれているようで、当然のことながら足を踏み入れるのは初めてだ。
病院内でも特に静かなそこは、足音すらよく響く。
緊張する僕とは対象的に、落ち着いた様子で前を歩く先生。
震える手を握りしめ、口を開いた。
「なんで、黙っていたんですか…？」
「…目を覚ました日、紅月は酷く暴れて錯乱状況にあった。
自分の流血を利用した個性使用で病室は半壊。
俺とオールマイトさん、そして病院の職員数名でなんとか抑えたが、とても無事と言える状態じゃなかった。」
いつも冷静で、物事を客観視している彼女が。
個性使用を限りなく最小限に留めようとしている彼女が。
まさか、そんな。
とても信じられなかった。
しかし、先生の腕に1週間ほど前から巻かれている包帯が、その事実を物語っている。
数人がかりでやっとだったとでもいうのか。
「わ、」
ぼーっと歩いていたら、立ち止まった先生にぶつかってしまった。
脚を止めたのは廊下の1番奥の部屋。
一際大きな扉の横には「紅月A」と書かれた名札がある。
「俺は此処で待ってる。
防音室だから、叫んでも聞こえない。
万が一何かあった場合はは扉を開けるか、
ナールコールを押せ。」
「分かり、ました」
はあ、と大きく息を吐いて、そして。
扉を開けた。
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のえたん(プロフ) - akuaさん» リクエストありがとうございます。書かせていただきます(^o^) (2019年6月18日 15時) (
レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
akua(プロフ) - リクエストお願いします！弔が個性で子供になる話読みたいです！ (2019年6月18日 10時) (レス) id: 00971fdcab (このIDを非表示/違反報告)
のえたん(プロフ) - レイさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2019年6月16日 14時) (レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - のえたんさん» リクエストよろしいですか？弔と夢主ちゃんがヒーロー基礎学の授業に出るお話を書いてほしいです！ (2019年6月15日 23時) (レス) id: d0447010f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえたん(プロフ) - ここまで読んでいただきありがとうございます！番外編もがんばりますので、よろしくお願いします(^^) (2019年6月9日 15時) (レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のえたん | 作成日時：2019年5月10日 17時
