38:証拠 ページ38
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side TH
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ジミナの見せてきた写真の服装は、そうだ。
Aが俺の制止を初めて聞かなかった日。
……何、Aはあいつとのデートがあったから俺の泊まってけば、って誘いを無視したの？
YG「お前さ…ふざけてんのか。」
TH「んー？」
YG「Aには俺しか居ない。…そう言ってたろ、わかってんだろ。お前は」
冷めた瞳の奥底に微かに怒りが見え隠れして、それに怯えるほど俺に迷いはない。
Aは俺しか居ないだろうね。そうしたのは俺で、それを変える奴なんていない。
ポケットに手を突っ込んで俺の後ろを歩くユンギヒョン
TH「Aは俺以外目に入らないって知ってる。ならさ、他の男が寄って来てるってことでしょ」
YG「……テヒョナ、」
TH「…俺の中で順位を明確にするよ。まだ、リラの手は離せないけど」
それにヒョンが眉を寄せて。
YG「…つーか新手のナンパじゃねぇの。最近は無視しても追いかけて口説くだろ」
TH「え…」
YG「お前の中で順番だけでも明確にすんならそうしろ。ただ、そういう関係かは怪しい。並んで歩くならまだしも…」
違くねぇか、と疑り深い上に面倒事勘弁なユンギヒョンの言葉に「あ。」となる俺。
確かにAが男といるから焦ったけどそうかもしれない。
…というか、そう思いたい。俺のワガママ。
TH「あ、これ良いじゃん。どう？ヒョン！」
YG「いいんじゃねぇの、帰るか。」
TH「時計眺めて何が“いいんじゃねぇの”？」
アクセサリーショップに似つかわしくない俺たち
視線を感じるのもあってかユンギヒョンは何かと帰ろうとする。
まぁいいけどね。これに決めたし、仕事帰りだからもう直帰するつもりだから。
YG「つーか俺と来る所じゃねぇだろ、ジミナどうした。」
TH「…あー、怒らせたばかりで気まずくて。」
ジミナはいつから勘付いてたんだろう、でもそれを言及する事が無かったのは
気遣いと、いつか話してくれると俺を信じてくれていたから。
ジミナの優しさは俺が1番わかってるんだよ
レジで包装された箱の入った袋を手にする
YG「……ピアスの時みたいになるなよ。」
TH「本当後悔してる、アレは。…大丈夫、これはちゃんと渡すから。」
俺の1番はAだっていう、
……証拠だから。
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さや - 大好きです！応援してます (2020年10月4日 18時) (
レス) id: 4e28762ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - knnntrkさん» 有難うございます、テヒョンを応援してくださっている方が本当に多くて愛され具合と申し訳なさが凄いです…(笑) 続編で話数さえ足りればアナザーやif物語を検討してみますね、一先ずは本編の更新を頑張ります！ (2019年10月31日 19時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
knnntrk(プロフ) - す。本編ももちろん応援しています^_^ (2019年10月31日 3時) (レス) id: 0c0320d085 (このIDを非表示/違反報告)
knnntrk(プロフ) - この作品大好きです。他の方もコメントされてますが、タイトルを見るからにジョングク落ちだとわかってはいても この作品のテヒョンが好きすぎてテヒョン落ちを願ってしまいます！余裕がありましたらぜひアナザーストーリー見てみたいで (2019年10月31日 3時) (レス) id: 0c0320d085 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - のあさん» コメントの方を有難うございます、そして落ちはもう題名を決めた時から既に決まっていたので…本当に申し訳無いです、話数さえあればifとして作れると思いますので少し検討してみますね！ (2019年10月29日 2時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただのルート
| 作成日時：2019年10月2日 9時
