02:修羅場は他所でどうぞ ページ2
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昨日、テヒョンに引き止められた時には時計は日付をまたぐ少し前だった。
そして気づいた時には明け方で。
「まずい、やばい、どうしよう…っ！」
今日は普通に仕事があるっていうのに。
いや、テヒョンに抗えなかった私の自業自得なんだけど。
カチカチカチカチ！とやり場のない怒りをふんだんに込めてエレベーターのボタンを連打。
そして慌ててエレベーターに乗り込み、部屋まで向かう直前で足が止まる
『さいってー…！！』
涙交じりの声と共にパシンッと叩く音。
男の方はされるがまま。
待って、私の部屋の前で修羅場……？
『私だけが好きなんじゃないの！？何で他の子と一緒にいたの！
…愛してる、って、嘘だったの…っ！？』
その訴えにどくんっと、心臓が嫌に跳ねた。
……ああ、私だったらもう怒る気すらない。そんな風に被害者ぶることだってもう出来ない。
なんて、自分に重ねて見ていると。
JK「あれは向こうから寄って来ただけ。」
『だったら何で断らないの…』
JK「別に、面倒だったから。ていうか愛してるって言ったけどお前だけとは言ってない」
……いやいやいや。
何、その浮気宣言。「あぁそうですか確かにね」ってならないから。
『信じてたのに、酷い！』
JK「信じてた奴が一々しつこく聞くかよ…。」
ガシガシと頭をかいて気だるそうに。
JK「お前さ、俺のどこが好きなの。」
『…え、優しくて、男らしくて……、女の子から人気じゃん、ジョングク…』
JK「…………それで？」
『それ、で……格好いい、から』
さっきの勢いが消えてく彼女に、「好きってその程度かよ」と嘲笑う彼が寂しそうにも見えて。
その横顔は確かに綺麗だった、けれどこの男は。
JK「じゃ、もうお前は要らない」
ーーーーなかなかに、最低だった
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さや - 大好きです！応援してます (2020年10月4日 18時) (
レス) id: 4e28762ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - knnntrkさん» 有難うございます、テヒョンを応援してくださっている方が本当に多くて愛され具合と申し訳なさが凄いです…(笑) 続編で話数さえ足りればアナザーやif物語を検討してみますね、一先ずは本編の更新を頑張ります！ (2019年10月31日 19時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
knnntrk(プロフ) - す。本編ももちろん応援しています^_^ (2019年10月31日 3時) (レス) id: 0c0320d085 (このIDを非表示/違反報告)
knnntrk(プロフ) - この作品大好きです。他の方もコメントされてますが、タイトルを見るからにジョングク落ちだとわかってはいても この作品のテヒョンが好きすぎてテヒョン落ちを願ってしまいます！余裕がありましたらぜひアナザーストーリー見てみたいで (2019年10月31日 3時) (レス) id: 0c0320d085 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - のあさん» コメントの方を有難うございます、そして落ちはもう題名を決めた時から既に決まっていたので…本当に申し訳無いです、話数さえあればifとして作れると思いますので少し検討してみますね！ (2019年10月29日 2時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただのルート
| 作成日時：2019年10月2日 9時
