やっちゃんガチ勢は天才説 (ページ40)

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39話ページ40

数日後、仁花がマネージャーになった。

翔陽が何かしてくれたらしい。

谷地「でも最初に勇気が出たのはAのおかげだよ。マネージャーやるってお母さんに宣言した時、すごくスッキリしたんだ。ありがとう！」

『ひとがあぁぁぁ！』

そんな事言われたら泣くじゃん。

仁花のお母さん絶対泣いたでしょ。あの人涙脆そうだし。

『そういえばポスターすごいね。仁花が作ったんでしょ？』

谷地「うん。でもお母さんにいっぱいアドバイス貰ったから私はそんなに...」

『作ったのは仁花なんだからもっと堂々としてなよ。誰でも出来る事じゃないんだから。私、感動して寄付金めっちゃ入れちゃったよ』

万はいった。めっちゃ紙幣貢いだもん。

小銭も財布にある分は全部入れた。

今の私は無一文。我が生涯に一片の悔い無し。

合宿のためなら私の金は必要な消費だ。

テスト頑張らないと意味無いけど。

と！言うわけで今日はテスト返しです！！

時間の流れがとても早い！

『仁花...あとは頼んだ』

谷地「まだ返ってきてないよ！？」

合宿、行きたかったな。強豪校見たかったよ。

スカイツリー...東京タワー...。

さらば私の東京合宿。

担任「不破ー、早く取りに来い」

『仁花、じゃあね...』

担任「さっさと来い」

恐る恐るプリントを貰い、席に戻って勢いよく開く。

『やっぱり...』

谷地「Aちゃん...」

『私は天才だったんだああぁぁぁ！！』

担任「るせぇ！」

ギリ赤点回避！！神は私を見放さなかった！

それどころか味方になってる！！

『行くぜ東京遠征！！』

担任「まじで誰かあいつ止めて...」