やっちゃんガチ勢は天才説 (ページ37)

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36話ページ37

『って事なんだけどどうかな』

谷地「でも、私なんかが行っても邪魔にしかならないと思うし」

いつもの様に抱きつきながらマネージャーの話を持ちかける。

『ならないならない、私が守るよ。体験だけでも来てみてよ』

谷地「...なら、Aが居る時でも良いかな？」

『もち、そのつもり』

もし仁花がマネージャーになれば一日中一緒に居られるのでは？？

...素晴らしい。

今日のところは辞めておき、また空いた日に体験に来る為、私は一人で体育館に向かった。

確認をしていたら少し遅れてしまった。

武田「期末テストあるの、分かるよね？」

駆け足で向かうと中から武田先生の声が聞こえ、足を踏み外し入口で盛大に転んだ。

烏養繫「うおっ」

『...』

テスト、完全に忘れてた。

震える飛雄と翔陽に逃げる田中先輩とノヤっさん。

そして転んで息絶えた不破A。

『テスト...テスト......そうだ、学校を燃やそう...』

清水「やめなさい」

ぱふっと頭をチョップされた。

清水先輩そんな事するんですか！？ギャップ萌え！

『家族には烏野入れた事すら奇跡と言われ、百年に一人のある意味天才とまで呼ばれてるんです！』

忘れもしない中学卒業の日。

英語の先生から放たれた最後の言葉。

“お前はいつも共通英語じゃなくイギリス英語で答えていたな”

嫌味か！？
私は真面目に共通の英語を書いてましたけど！？

と、最後の最後に腹を立てて終わりましたね。

勉強を本気でしないと遠征行けない。

今回はやばい。とてもやばい。

日向「A！」

『うわあああ！！』

菅原「不破が壊れた！」