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3話 ページ4

先輩が来たにも関わらず、二人は言い合いをやめない。


「騒がしいなバレー部。まさか喧嘩じゃないだろうね」


田中「げっ、教頭(菅原「先生」...せんせい」



え、これ教頭なの!?

ヅラじゃん!


そういえば入学式に居たような居なかったような。



澤村「喧嘩?切磋琢磨ってやつですよ」



少し引きつった笑顔で場を凌ごうとする大地さん。


あ、これやばいぞ。



『二人とも落ち着けって。早くバレーしたいのは分かったから取り敢えず落ち着け』



私は先輩の言う事をちゃんと聞く良い後輩ですアピールしとく。


安全に生きようぜ。



日向「サーブ、打てよ。全部とってやる」



『馬鹿か!?馬鹿なのか!?...って飛雄もノるな!』



さっきから先輩が辞めろって言ってんじゃん!

教頭の前ですよ!?



静止の言葉を無視して飛雄は遠慮なくサーブを打った。


もう知らない。私悪くない。


静かに先輩の隣へ移動する。



『...これ、私悪くないですよね?頑張ってましたよね?』


菅原「こりゃもうあいつらが悪いべ。あ、俺菅原孝支」


『あ、不破Aです』


なんか、周りの空気がふわふわしてる。

この人絶対バレー部のお母さんだぞ。



菅原「そんでこっちが」

田中「田中龍之介だ!」


熱血タイプか。嫌いじゃないぞ。

好きでもないが。



田中「それでお前は...女装か?」


『女っす』


田中「なぬぅ!?こ、この俺が女子を間違えた...だと?」



本人を目の前にそれ言える度胸すげ。見習お。


菅原「田中、お前それ本人の前で言うなよ」



『慣れてるんで平気っす』



和気あいあい(?)と話していると、日向の腕に当たったボールが飛んできた。


『うおっ』


反射神経が良くてよかった。と思いながらボールが飛んで行った方を振り向くと...


教頭のヅラが飛んでいた。


ヅラが中を舞い、大地さんの頭にフサァと乗る。


こ、れは...。


『ぶふっ...w...』

だめだ...ツボった...w



すると大地さんが教頭に呼び出された。






...生きて帰れるかな...これ。

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作者名:咲夜 | 作成日時:2024年2月28日 0時

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