25話 ページ26
翌日の坂道ダッシュ。
私は上のゴール地点でタイムを記録する。
最初に見えたのは飛雄と翔陽。
やっぱり競ってる。
『おつかれー!はいタオ...ちょっ、翔陽!どこ行くの!?』
清水「とりあえず皆のタイム記録して、後で探しに行こう」
終わるとすぐに翔陽が居ないことを烏養さんに言って探しに行く。
えー、どこだろ。こっちかな。次は〜...こっち!
翔陽ならこっち行きそう!その後はあっち。
『当ったりー!翔陽見つけた』
日向「あ!A!」
翔陽がこちらを振り向くと奥に居た人物が見えた。
...プリン!
日向「こいつ研磨って言うんだって!二年!」
『え、先輩だ。翔陽いいの?』
孤爪「いいよ別に。上下関係とか好きじゃないし」
研磨と呼ばれたその人物を見るとスマホでゲームをしていた。
『あー!』
孤爪「ビクッ...な、何」
『それ!昨日新しいマップが更新されたやつ!?』
そう言って画面を覗き込むと研磨の目がキラキラとしだした。
あ、研磨ゲーム好きなんだ。
これは趣味が合いそうだ。否!絶対合う!
孤爪「そう。このキャラで行くと時間は掛かるけど経験値が結構貰えるんだよ。あとここの裏に隠し宝箱あるよ」
『へー!』
翔陽と二人で研磨の画面を覗き込んでいると別の知らない声が聞こえた。
「研磨!」
孤爪「あ、クロ」
迎えが来たようで研磨はカバンを持ってクロ(?)について言った。
孤爪「またね。翔陽、A」
またね?
「またね」の意味がわからず首を傾げる。
『あ!翔陽戻らなきゃ!』
日向「忘れてた!」
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作者名:咲夜 | 作成日時:2024年2月28日 0時