22話 ページ23
合宿まで一週間。
学校、部活を頑張りながらいつも通り推し活をする。
推しはもちろん、我が愛しの仁花ですよ。
『今日は私こっちなので。お疲れ様です』
澤村「おつかれー」
日向「またな！」
山口「不破さんまたね！」
部活帰り、皆と別れて私はある場所に向かった。
『良かった、まだ開いてた』
着いたのは小さなゲーム屋さん。
受付の店員さんに確認をとって、取り寄せをしていたゲームを受け取る。
通販とかもいいけど店だとジャンルの違うゲームも見れるしいいよね。
幸せな気持ちで店から出ると背後から声をかけられた。
「あれ〜Aちゃんだ」
「お、ほんとだ」
『.........どうも』
「返事するかどうか迷ったよね？」
『そんなこと無いですよ』
そこに立っていたのは青城の三年の四人。
そういえばこの辺は青城の人も多いんだっけ。
前も何人か見かけたな。
花巻「お前ゲームとかすんの？」
『しますよ』
松川「なんてゲーム？」
『これです』
及川「連絡先交換しない？」
『え、なんで？』
及川「え？えっと...仲良くなりたいから？」
『あぁ、なるほど。良いですよ』
一回質問に答えたらダメだったなこれ。
逃げられんわ。
岩泉「お前らいい加減にしろ」
花巻「及川が女子相手にどもるの初めて見たw」
松川「それな」
「よくやった」と二人から褒められる。
え、及川さん嫌われてんの？？
『じゃあ私はこれで。失礼します』
頭を下げて家へ向かった。
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作者名：咲夜 | 作成日時：2024年2月28日 0時
