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『あの…カカシはさ､俺が死ぬ時に言った言葉覚えてる?』
ｶｶｼ「…何だっけ?」
何だ､覚えてないのか｡良かった｡
俺が安心していると爆弾を落とされた｡
ｶｶｼ「そうそう､俺もA大好きだよ」
『はっ?覚えてんじゃん!!嘘つくな!!今すぐ記憶から消しされ!!』
頭に衝撃を与えようとカカシに飛びかかる｡
紅「え?カカシ､A何て言ったのよ」
ｶｶｼ「んー､大好きだよって」
全「「は?」」
『違う!!あれはカカシ一人に言ったんじゃない!!お前“ら”って言ったの!!会えなくなると思ったから俺の思いを伝えたの!!皆に大好きって言ったの!!分かった!?』
必死に誤解を解き､ハァハァと息が切れる｡
皆が驚いた様な目で俺を見る｡
『?何だよ』
少し不機嫌な声が出てしまった｡
ｹﾞﾝﾏ「お前､よくそんな事大声で言えるな」
『あ』
やってしまった｡
つい熱くなって口に出してしまった｡
顔に熱が集まるのが分かる｡
耐え切れずその場にしゃがみこみフードを被る｡
ﾗｲﾄﾞｳ「具合でも悪いのか?」
『ッ〜!今､こっち見るな』
恥ずかしさで声が震えた｡
全((かわいい))
ﾙﾅ「A?」
『あ､ルナ』
フードの隙間からルナの足が見えた｡
少し顔を上げると心配しているルナが見えた｡
ﾙﾅ「逃げたけど怪我人は居ないよ」
『うん｡ありがとう』
ん｡と手を広げると何も言わずに抱きつかれに来てくれた｡
ルナに顔を埋める｡もふもふ｡
紅「状況が読めないんだけど」
ｱｽﾏ「何だそれ?」
アスマがルナを指差した｡
『ルナに指差すな!へし折るぞ!』
ｱﾝｺ「怖いわよ」
俺悪くない｡
それ扱いしたアスマが悪い｡
ﾋﾙｾﾞﾝ「久しぶりに見たのぅ｡前より大きいな」
『サスケの監視を頼んでたからね｡もしもの為にチャクラは多くしてある』
二人にしか分からない会話を交し､また顔を埋める｡
ｹﾞﾝﾏ「で､結局何なんだよ｡其奴」
おっと説明を忘れてた｡
『この子はルナ!俺の尾獣だ!!』
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作者名：咲夜 | 作成日時：2023年1月21日 14時
