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それから着々と試合は進んでいき、遂に俺の番が来た。

勿論、女の子の傷は完璧に治した。リーも。


ハヤテ「では最終試合を始めます」

俺の相手は我愛羅だ。

なんか全然疲れてないからって理由で出されてる。

我愛羅も大変だね。←


『やぁ宜しく!』

ガアラ「お前に興味は無い。直ぐに終わらせてやる」

どうしよっかなぁ。

大蛇丸が見ている前であまり目立った行動は避けたい。

かと言って負ける気も無い。

まぁ我愛羅に勝つだけで大分目立つだろうけど。

勝ちたい気持ちと目立ちたく無い気持ちが頭の中で戦ってる。


…ま!何とかなるか!!チートだし!!←

考える事を投げ捨て、取り敢えず倒す事だけに集中する。

ハヤテ「始め」


合図の瞬間に距離を詰める。

まずは基本的な体術の攻撃を続けて様子を見る。

『んーやっぱ駄目かー!』

分かってたんだけどね。

ナルト「Aー!何やってんだってばよ!!そんなヤツボッコボコにやっちまえ!」

リーの試合を見てなかったのか?彼奴は。

でも長引いても面倒だし暴れてみようか。


『さて我愛羅君、終わらせようか』

水遁と火遁を混ぜ合わせ、そこに風遁を纏わせる。

「「「!!」」」


これ今デタラメで作ったんだけど水遁と火遁って混ぜれるんだな。

『行くぞ?我愛羅』

我愛羅に突っ込み、砂の防御にぶち込む。


途端に凄い爆風が起きて、体が後ろに吹き飛んだ。

『どわっ!!』

ゴロゴロと転がり、起き上がる。

『ミスった!風遁強すぎた!!』


煙が晴れ、我愛羅が顔を出した。

『!守鶴?』

守鶴が出てきた訳では無いがチャクラが反応している。

へ〜、やってみるか。

『よお守鶴!お目覚めか?』

ガアラ「がっ!…くそ…出てくるな!」

俺の声に反応した守鶴のチャクラを必死に抑え込む我愛羅。

あ、やばい。マジで守鶴出てきそう。

我愛羅も可哀想になってきたし止めるか。


我愛羅の額の手を押し付ける。

『守鶴、無理に起こして悪かった。勝手で悪いけど今は収まってくれるかい?』

ゆっくりと我愛羅が落ち着いていき倒れた。

『おろ?』

我愛羅をツンツンしても反応が無い。

守鶴の奴、暴れたな?

ハヤテ「えー勝者…月影…A」

何だそのぎこちない結果発表は。


まぁ何がともあれ、勝てたし良いや!

我愛羅を担いで上に上がった。

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作者名:咲夜 | 作成日時:2023年1月21日 14時

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