俺の忍道日記【２】 (ページ37)

今日:29 hit、昨日:16 hit、合計:13,068 hit

81 ページ37

『サクラ､眠かったら寝ていいよ』

ｻｸﾗ「駄目｡私はまだ何も出来てないからせめて看病だけでもしないと」

『そっか｡サクラは偉いな｡責任感が強い』

「クク…寝ずに見張りかい?」

来た!

ﾄﾞｽ「でももう必要無い｡サスケ君を起こしてくれよ｡僕達､そいつと戦いたいんでね」

『はっどの口が言う｡大蛇丸が裏で糸引いてるくせに』

あからさまに反応するなよ｡本当に大蛇丸の部下か?

三人が襲いかかって来た｡

「木ノ葉旋風!!」

リーが三人を蹴散らした｡

ﾄﾞｽ「何者です?」

ﾘｰ「木の葉の美しき碧い野獣…ロック・リーだ!」

美しい…か?

ドスが巻物をザクに渡し攻撃するがリーが木の根っこを地面から引っ張り出し防御する｡

流石の俺でもチャクラ無しでこれは無理だな｡

『俺は向こうの二人をやる!そっちは任せるよ!リー』

ﾘｰ「分かりました!」

ドスを任せてザクとキンの前に立つ｡

ｻﾞｸ「俺達を一人で相手する気かよ｡無謀だな」

ｷﾝ「相当の馬鹿みたいね」

『誰が馬鹿だとゴラァ!これでもテスト10点はあったんだぞ!!』

ｷﾝ「10点中?」

『100点中』←

ｷﾝ「やっぱり馬鹿だ」

うるさい!

これでもチートなんだ!頭の悪いチートなんだ!!

…チートって頭も良くなるんじゃないの?

ｻﾞｸ「まぁいい｡とっとと終わらせようぜ」

二人が左右に別れて走ってくる｡

『あ”ーもう!視界が悪い!!』

イラつきながらフードを剥がし､起爆札の付いたクナイを二人の間に投げ爆発させる｡

ｻﾞｸ「何処狙ってんだ!そんなんじゃ止められねぇぞ!!」

俺はキンに向かって走った｡

ｷﾝ「このっ!」

キンの頭上を跳び越え､背中を肘で殴る｡

ｷﾝ「かはっ」

そのまま煙の中に入り､ザクに向かって手裏剣を投げて木に移動する｡

ｻﾞｸ「(手裏剣!?)そこか!!」

空気圧をMAXにして発する｡

ｷﾝ「うあ!!」

手裏剣が跳ね返り反対側のキンに刺さる｡

ｻﾞｸ「なっ!」

動揺しているうちにザクの後ろに降りて手刀を入れる｡

直ぐキンの鳩尾を殴って気絶させる｡

『一丁上がり〜｡可愛い顔に傷付けてごめんね』

せめてと思い顔だけでも治療する｡