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上に飛び跳ね、千本を数本投げる。
三人は散らばり避けた。
狙って来るとすれば着地か。
靴の爪先が地面に触れた瞬間、足を180度開き地面に座る。
案の定敵の攻撃は頭上を通った。
「何っ」
敵が背を向けているうちに手を地面に着いて体を持ち上げ、もう一人の所へチャクラを込めて蹴り飛ばす。
「ぐぁ!!」
「ごふっ!」
二人が事故ってる間にもう一人を見つけて背後に回る。
チャクラを抑えて…
『水遁!鉄砲玉!!』
「うわぁぁ!!」
敵が飛ばされ、気絶した。
あと二人。
『あれ?』
振り向くと敵は皆気絶していた。
『これ二人がやった?』
テンゾウ「いいや君だよ。僕達は何もしていない」
俺か。
『悪いね。天の書は頂くよ』
気絶している敵に謝って巻物をとる。
テンゾウ「塔に向かうかい?」
『まだ塔には行かないよ。ナルト達と合流する』
テンゾウ「分かった」
木を飛び移りながら必死にチャクラを探す。
何処だ。
見つけた!三人のチャクラ。
「ぐあぁぁ!!」
『!!サスケ!』
声のした方へ急いで向かう。
『サクラ!』
サクラ「A!サスケ君が…サスケ君が」
『サクラ、落ち着いて』
サクラ「でもっ『サクラ』!」
『大丈夫だから』
サクラを抱き締めてゆっくりと背中を叩く。
『怖かったな。よく頑張ったよ』
暫く背中を叩いていると落ち着いた。
取り敢えず壁に吊るされてるナルトを下ろそう。
『二人共、サスケの呪印見たよな。アンコを探してくれ。恐らく大蛇丸と接触してる』
夕顔「然し…」
『既に上へ報告はいってるだろうし応援は直ぐ来ると思うけどもしかしたらそっちにも大蛇丸が行ってるかもしれない。俺なら大丈夫だから』
二人はアンコのもとへ向かった。
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作者名:咲夜 | 作成日時:2023年1月21日 14時