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ｱﾝｺ「此処が死の森と呼ばれる所以､すぐに実感するわ」
ﾅﾙﾄ「此処が死の森と呼ばれる所以､すぐに実感するわ…なーんて脅しても全っ然へーき!!怖くないってばよ!!」
ｱﾝｺ「そう､君は元気がいいのね」
アンコがクナイを投げてナルトの後ろに立った｡
先程のクナイで掠めたナルトの頬をアンコが舐める｡
そういうとこ大蛇丸の弟子だわ｡
草忍が先程アンコが投げたクナイを舌で返す｡
ｱﾝｺ「わざわざありがと｡でもね…殺気を込めて私の後ろに立たないで｡早死にしたくなければね」
草忍「いやね､赤い血を見るとうずいちゃう性質でしてね｡…それに私の大切な髪を切られたんで興奮しちゃって」
ｱﾝｺ「今回は血の気の多い奴が集まったみたいね」
其れはアンコも含まれるのか?
アンコが同意書と書かれた紙を取り出した｡
ｱﾝｺ「これにサインしてもらうわ｡こっからは死人も出るからちゃんと同意を取っとかないと私の責任になっちゃうから」
アハハハと笑うアンコ｡
…うんいい笑顔!←
ｱﾝｺ「試験の説明後､班ごとに私の後ろにある小屋に提出してね」
天の書と地の書とそれぞれ班に片方ずつ配られるから五日間内に演習場の中央にある塔に三人で二つを持って行くこと｡
片方しか持っていないから､もう片方を奪わないといけない｡
巻物を取られた13チームは確実に落ちる｡
ｱﾝｺ「失格条件について話すわよ｡
まず一つ目､時間内に天地の巻物を塔まで三人で持ってこられなかったチーム｡
二つ目､班員を失ったチーム､又は再起不能者を出したチーム｡ルールとして途中のギブアップは無し｡五日間は森の中｡
そしてもう一つ､巻物の中は党に着くまで決して見ない事｡
説明は以上!
最後にアドバイスを一言…死ぬな!」
アンコに言われちゃ死ねないね｡
それぞれに同意書を提出する｡
『なぁこれ俺は一枚で良いのか?』
ｱﾝｺ「そうそう君は一枚でいいわよ」
『成程｡ありがとう!』
同意書を提出して巻物を貰う｡
俺は地の書か｡
巻物を持って各ゲートに向かう｡
ｱﾝｺ「これより中忍選抜第二の試験!!開始!!」
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作者名：咲夜 | 作成日時：2023年1月21日 14時
