俺の忍道日記【２】 (ページ23)

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数に驚いたガトーの手下共は直ぐ様去って行った｡

ﾋﾟｨｰ

鳥の鳴き声｡

きたきた!

鳥を腕に止めて足に結ばれている手紙を外す｡

『ありがとう』

頭を撫でて森に帰す｡

さーてどうかな｡

手紙を開き内容に目を通す｡

『やりぃ』ﾆﾔ

俺は再不斬の傍により傷を癒す｡

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「何の真似だ」

『仲間を助けてるんだけど』

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「仲間だと?」

『そっ!お前らはもう木の葉の忍だ!!』

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「何を勝手に」

ｶｶｼ「A?大丈夫?」

其れは頭の心配か?カカシ君｡

『勝手じゃないさ｡さっき許可が降りた｡俺が安全だと判断すれば大丈夫だってさ!!』

ｶｶｼ「え〜俺知らない」

俺に対する信頼高杉｡

ため息つかれた｡

解せぬ!!

『行く宛も帰る場所も無い｡なら木の葉に来ればいい!!白はどうだ?』

白「僕は…」

『君はもう道具でも駒でも無い｡自分の意志で決めればいい』

暫くの沈黙で白が大きく息を吸った｡

白「僕は再不斬さんと一緒に木の葉に行きたいです」

『よし決まり!!』

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「おい俺は無視か」

『散々白を使ったんだから今度は再不斬が白の言う事聞けよ!拒否権無し!!』

そう言うと再不斬が黙った｡

白「再不斬さん」

ｻﾞﾌﾞｻﾞ「はぁ…分かった」

『やったー!!良かったな白』

白「はい!!」

顔を見合って笑った｡

『?雪だ』

季節外れの降る｡

『白は雪の国出身だっけ?』

白「はい｡でも､

こんなに綺麗な雪は初めてです」

ﾀｽﾞﾅ「お陰で橋は無事完成したが､超寂しくなるのぅ」

うわぁ〜イナリすっごい泣きそう｡そんでナルトも｡

ﾅﾙﾄ「イナリィー泣いたっていいってばよ」

ｲﾅﾘ「泣くもんか!!ナルトの兄ちゃんこそ泣いたっていいんだぞ!!」

あっそう｡とサラッと背を向けて歩き出すナルト｡

あぁほら泣いちゃった｡

俺はイナリの頭に手を置いた｡

『イナリ､これからお前がこの町のヒーローだ｡頑張れよ』

ｲﾅﾘ「!!うん!」

『じゃあな』

ナルト大橋の完成