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その時分身を消した。

全-A「!!」

『どんなに鬼と言われようと結局は君も人間だ、再不斬。

それでも自分は道具だと思うか?白』

白「再不斬さん…」

白が生きている事に皆動揺を隠せない。


ガトー「フッフ…生きていたところでお前も此処で死ぬ。捨て駒は捨て駒らしく死ね!!」

『黙れ』

ガトーの首にクナイを当てる。

ガトー「ひっ!」

尻もちを着いたガトーを見下ろす。

ガトーの部下が俺に武器を向ける。

『金で雇った部下が居ないと何も出来ない屑が』

ガトー「おっお前には関係無いだろ!!」

『あ”?こちとら友達が捨て駒扱いされてんだ。黙ってられるわけねぇだろ』


ガトー「お、おい!お前ら!何やってる!!サッサとコイツらをやっちまえ!!」

その言葉でチンピラ共がかかってくる。

蹴散らそうとした時後ろから大刀が飛んで来て、俺の頭が飛ぶ瞬間が見えた。

?何だ?

何となく横に避けると大刀が目の前を通り敵をぶった斬った。


…え?今未来見えた?

ザブザ「よく分かったな。此奴らは俺が殺る。下がっていろ」

放心状態のまま後ろに退った。

サクラ「A!!無事だったのね!」

『うん』

サスケ「いや足大怪我だろ」

『うん』

ナルト「A大丈夫か?」

『うん』

カカシ「さっきからうんしか言わないね」

『うん』

タズナ「駄目じゃなこりゃ」

仕方ないだろ!!今は其れどころじゃないんだよ!!


『…なぁナルト』

ナルト「何だってばよ?」

『俺の目、変?』

ナルトが顔を覗き込む。

上目遣い可愛いね←

ナルト「目!青いってばよ!!」

サスケ「何?」

サスケも覗き込んだ。

不思議な顔をした二人が並んでる。小動物かな?
もうお前ら一生そのままで居てくれよ。


サクラ「ちょっと!私にも見せてよ」

サクラも割り込んできた。

サクラ「すっごーい!!夜空みたい!キラキラしてる」

カカシ「どれどれ」


フードを捲られそうになり咄嗟にカカシから離れた。

『あ、いや…その』

離れた理由を必死に考える。


白「再不斬さん!!」

白の声が聞こえて皆の意識が再不斬に向く。

カカシとやり合った後なんだ。

あの再不斬でもこの数はきついか。


敵との間に矢が刺さった。

「それ以上この島に近づく輩は全勢力を持って生かしちゃおけねぇ!!」

集まった町民の先頭には

イナリ「ヒーローは遅れて登場するもんだからね!!」


町の小さなヒーロー。

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作者名:咲夜 | 作成日時:2023年1月21日 14時

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