#41 弟者side ページ42
おつ「おはよ〜ってねぇA？昨日弟者君に何もされなかった？」
弟「おはようございますって……え、俺なんかしたんですか！？すみません！土下座して謝りますので！！」
『し、してないから！大丈夫！弟者君正座しようとしないで！』
土下座しようとすると精一杯先輩に止められる、おっつんは俺の事を疑わしそうに睨んでくる。
あんたは……先輩のセコムなのか。
守りが固そうで厄介そうだなぁなんて。
しかし目の前の先輩は動揺したように目を泳がせる。
おつ「その動揺のしかたは何かされた？ん？」
『…されてないって！弟者君は何も悪くないのー！』
おつ「……ならいいんだけどさぁ？」
弟「ほんとにすみませんでした何かしたのなら」
『だから弟者君は謝らなくていいって！』
やはり土下座はダメらしい。
俺はこんなことをほざいているが酔っているフリをして実は覚えている。
顔が赤かったがそんなので酔う俺ではない。
酔ったフリをすれば先輩が反応してくれるかなって。手を繋いだ温もりと呼び捨てにしたなんだか感じたことも無い感情。
先輩は赤い顔をして可愛かった、余裕を見せたかったのだろうが、恋愛経験一切無しではそれは避けられない。
弟「俺ほんとにやってないんすよね？」
『うん、何もやってないよ弟者君は無実』
弟「…心の奥底から焦りました」
おつ「そっか。よしよし、疑ってごめん弟者君」
弟「だからっ！わしゃわしゃしないでって！」
すみません、先輩庇ってくれて。
でも俺先輩の事好きなんです、だからあんな事を。
心臓の音は距離を近くにしただけでちゃんと聞こえてました。
どうやったらあなたは振り向くのですか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美沙(プロフ) - 蛍と蛍光灯さん» コメントありがとうございます！楽しみにしておいて下さい！ (2019年4月28日 7時) (
レス) id: f861e836fe (このIDを非表示/違反報告)
蛍と蛍光灯(プロフ) - こういう三角関係好きです！ めっちゃ面白いです！ これからも頑張ってください！ (2019年4月28日 0時) (レス) id: a61914d7cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みぃ | 作者ホームページ：(ヾﾉ´°ω°)ﾅｲﾅｲ
作成日時：2019年4月16日 21時
